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愛犬の熱中症と夏バテ対策~なりやすい犬と注意したい仕草や応急処置

愛犬の熱中症と夏バテ対策
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愛犬の熱中症と夏バテ対策

夏は犬も人間と同じように熱中症に注意しなければいけません。
熱中症は、気温や湿度が高い高温多湿で起きやすいといわれています。
通常熱中症は、夏だけでなく5月の中旬から10月頃までは気をつけなければいけません。

人間の場合は、具合が悪くなる前に涼しいところに避難したり水を飲むなどの予防や対策ができます。
しかし犬は、自分で伝えられませんし、飼い主さん以外には予防もできません。

愛犬の熱中症や夏バテを放置しておくと最悪、死に至ることもあります。
熱中症にならないための対策や、なってしまった時の対処方法などをまとめました。

目次

熱中症と夏バテの違いと犬の致死率

熱中症と夏バテの違い

熱中症と夏バテの違いは、犬も人間と同じです。
重度の熱中症での人間の致死率は30%といわれています。
それに対し、犬の致死率は軽度も含めて50%を超えるとの調査結果があります。

夏バテは病気ではなく、暑い夏の屋外と涼しい室内との寒暖差などから自律神経などの調整機能がうまく働かなくなったり暑さによる睡眠不足などから、『身体がだるい』『食欲がない』など体調不になり、夏バテを引き起こします。
犬も人間とほぼ同じような症状になり、全身のだるさや疲労感、食欲不振などが主な症状です。

一方の熱中症は、暑い日に生じるさまざまな健康障害の総称として使われています。
例えば、大量に汗をかき水分の補給が間に合っていなかったり、 強い直射日光に当たり続けていると体温が上昇することで、意識障害などになり熱射病の症状になったりします。

夏バテは体調不良ですが、熱中症は、一歩間違えると死に至る危険な病気です。
熱中症も夏バテも、重篤性に違いますが予防方法はほぼ同じですので、気温の変化には十分注意しましょう。

 

熱中症になりやすい犬のタイプと対策

犬は、肺に溜まった熱い空気を吐き出して、冷たい空気を吸い込むことで体温を調整しています。
しかし、高温多湿で暑さや湿度が高いと、肺に高温の空気がこもってしまい、涼しい空気を取り込めなくなってしまいます。
このときに体温が上昇すると、熱中症の症状になってしまいます。

熱中症になると体の組織が機能しなくなり、最悪死に至ることがある恐ろしい病気です。
また、熱中症は注意しなければどんな犬もなることがありますが、犬よってなりやすい犬のタイプがあります。
なりやすい犬は、犬種だったり、飼い方だったりしますので、複数当てはまる犬の飼い主さんは注意が必要です。

シニア犬(老犬)は、熱中症に注意が必要

熱中症とシニア犬(老犬)

年を取ると、老化現象によって代謝や温度調整が苦手になってきます。
暑さにも弱くなり、暑い場所にいても体が鈍感になっているので、日の当たる場所を避けながら暑くない環境を工夫してあげましょう。

 

大型犬は、熱中症に注意が必要

大型犬は熱中症に注意が必要

大型犬は、肺が大きく吸い込む空気の量も多いので、暑い空間にいると体内に熱い空気が溜まりやすいです。
また、運動量が多く夏場に激しい運動をしたがるなど熱中症になりやすくなります。

 

短頭種の犬は、熱中症に注意が必要

熱中症に注意が必要な短頭種

ブルドッグ系のフレブルやバグ・キャバリアなどの『鼻ぺちゃ犬』ともいわれる短頭種は、軌道が狭くてもともと呼吸がしづらい構造です。
そのため、体温調整が苦手で、航空会社でも全日や夏場に短頭種のお預かりを中止している場合が多いです。
暑い間は室内で遊ぶなりして、無理に外に出さずに涼しくなってから散歩しましょう。

 

室内飼いの犬は、熱中症に注意が必要

熱中症に注意が必要な室内飼いの犬

完全に室内飼いの犬は、涼しく快適な室内に慣れているため、暑さの対応が苦手になっています。
暑いときに庭やベランダに数分出し、室内との寒暖差を体感させ慣れさせるだけでも暑さに対する体の対応力が違ってきます。

 

肥満気味の犬は、熱中症に注意が必要

肥満気味の犬は、熱中症に注意が必要

太り気味の犬(肥満犬)は、首の周りの脂肪が器官を圧迫し呼吸がしづらい体になっていることがあります。
また、皮下脂肪が多いと体内に熱がこもりやすくなり、暑さが苦手な体になってしまいます。
心臓に負担がかかり循環器系の病気にもなりやすくなっているので、日ごろのダイエットは必要です。

 

北方原産の犬は、熱中症に注意が必要

北方原産の犬は、熱中症に注意が必要

北方原産の犬、シベリアン・ハスキーやサモエド、セント・バーナードに代表される寒い地域原産の犬種は、寒さから身を守るため毛が密生していて、熱を逃がしにくく、暑い場所に少しいるだけで熱中症のリスクが増大します。
暑い時間帯に熱がこもる場所にいるのは注意が必要です。
最低でも風通しの良い場所へ移動しましょう。

 

サマーカットの犬は、熱中症に注意が必要

サマーカットの犬は、熱中症に注意が必要

極端に短いサマーカットは、一見涼しそうに感じますが、毛の間に涼しい空気を保ちにくく直射日光や熱せられたアスファルトの照り返しなどの輻射熱のせいで、逆に体に熱がため込まれやすくなります。
散歩は、暑い時間帯を避けて水分補給や休憩を多めにするなどし、熱を体にためさせない工夫が必要です。

 

熱中症になったときの犬の仕草やサイン

熱中症になったときの犬の仕草やサイン

暑い場所に出るときは、愛犬の観察が重要です。
上から順番に危険度が増してきます。
普段と違う動きには要注意です。

  • 動きが鈍くなる
    突然ボーっとしたり目の焦点が合っていないような普段と違った感じになります。
  • ハアハアと息が荒くなる
    激しい運動をしていないのに、舌を出して息苦しい仕草をします。
    口から大量のヨダレを垂らし出したら要注意です。
  • 舌や歯茎が白くなる
    普段の色よりも、赤みがなくなり明らかに白くなってきます。
  • 吐いたり下痢になる
    水分不足になり、食べたものや黄色い胃液を吐き出したり、水っぽい下痢になります。
    酷くなると、吐いたものに血が混ざったり血尿になります。
  • 突然倒れたり意識がなくなる
    脳機能が低下して意識がぼんやりしてきます。
    最終的には、失神して意識がなくなります。

そのまま処置をせずに放置すると最悪の場合、死に至ります。

 

熱中症になってしまったときの緊急対処法

熱中症になってしまったときの緊急対処法

体を冷やして一刻も早く病院に連れていきましょう。
出先の場合は出掛ける前に、出掛ける先の動物病院(最低でも2~3箇所)の場所と電話番号を調べておくと便利です。

水や保冷材で体を冷やす

まずは、風通しの良い日陰に避難させます。
散歩中などで近くに水場がある場合は、ペットボトルや水飲みボウルなどに水を汲み、犬の体にまんべんなくかけます。
周りに水場がないときは、自販機で水かお茶などを買うか、手持ちの飲料水を体にかけましょう。

その時に、犬に意識があるのなら、『ぺたんこボウル』などで水を飲ませます。
水を飲ますことによって、体の中からも体を冷やすこともできます。

また、保冷材などを持参している場合は、タオルに包み、太い血管が通っている首の喉の辺りと、前足のワキの下や後ろ足の内また部分などを効率よく冷やします。

意識がないときは、濡らしたタオルに包んで、大至急動物病院へ連れていきましょう。

あると便利なぺたんこボウル

春から秋の散歩ルートにある水飲み場で毎日のように使ってます。
カラビナを付ければバックに引っ掛けられますし、薄くなるので散歩バックにも邪魔にならず普段使いでも大変重宝しています。

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一刻も早く動物病院に連れていく

自家用車で連れていく場合は、熱がこもりやすいクレートなどには入れずに、濡れたタオルをかけて、うちわ等であおいで気化熱で熱をうばってあげることが大事です。
徒歩で連れていくときは、濡らしたタオルが乾かないように注意しながら抱っこして運んであげます。

自宅近くでない場合は、最寄りの動物病院とペットタクシーの連絡先は必ず調べておきましょう。

 

愛犬の熱中症・夏バテの予防や対策

犬の熱中症対策、エアコンとサーキュレーターを併用する

夏場は、毎日の散歩や普段のちょっとした環境を替えるだけ(愛犬第一)で熱中症や夏バテを防ぐことは可能です。

家の中での愛犬の熱中症予防方法

人も犬も夏は工夫次第で快適に涼しく過ごすことができます。

  • 室内温度を28度以下に設定する
    湿度も50から60%をキープさせ、高温多湿の状態を避けましょう。
    冷やし過ぎると外との寒暖差で熱中症のリスクが高まるので注意。
  • エアコンとサーキュレーターや扇風機を併用する
    冷気は上から下へ降りてきますので、人が感じにくい床付近は寒くなります。
    エアコンとサーキュレーターや扇風機をダブルで使い、冷気を部屋全体に循環させまることで冷えすぎることを防ぎます。
    室内の空気を循環させることで室温のムラがなくなり、しかも冷房代が節約できます。
  • 遮光・断熱カーテンに替える
    日差しが強く入る窓を遮光・断熱(遮熱)カーテンにするだけで、室内の温度の上昇を防ぐことができます。
    特に、留守番をさせるときには、カーテンを引いておけば安心です。

 

愛犬の留守番での熱中症予防方法

絶対にないとは限らない停電、万が一も頭に入れて留守番をさせましょう。

  • 水飲みボウルを複数用意しておく
    水飲みボウルは、万が一こぼしたりしたときのために、場所を変えて複数用意しておきましょう。
    また、水ボウルの下に100均で売っているようなトレーを置いておくと、倒したりしてもトレーに水が残るので安心できます。
    ペットボトルの自動給水器は便利ですが、外れたり耐久性も含めて疑ってかかるべきです。
  • エアコンの部屋と無い部屋へ行き来出来るようにしておく
    家の中で自由にさせている場合は、クーラーが効いている部屋と、普通の温度の場所を簡単に行き来できるようにしておくと、自ら快適な温度に体温調整するようになります。
    また、一瞬でも停電になったりするとエアコンは停止します。そんなときに玄関などの涼しい場所へ簡単に行けるようにしておきましょう。
  • サークルにいれる場合は涼しい場所に
    サークルやゲージに入れて留守番させている場合は、壁や天井を付けずに風通しをよくして、できたら気温が上がらない涼しい場所を留守番する場所にしましょう。

 

外飼いの犬の熱中症対策

  • 日陰に犬小屋を移動させる
    風通しの良い場所へ移動させるか、簾(すだれ)やよしずなどを使って日陰を作ってあげましょう。
  • 気温が30度を超える場合は避難させる
    気温30度、湿度90%を超える場所は犬も熱中症になりやすく命に関わります。
    100均でも売っているような温度・湿度計を犬小屋に付け、猛暑の場合は、玄関先などへ避難させましょう。
  • 室外機から離す
    室外機から排出される熱気は意外に高温になります。
    間違っても室外機の近くや風があたる付近への犬小屋の設置は避けましょう。
  • 水飲みボウルをたくさん用意する
    暑い日の水分不足は大敵です。
    水飲みボウルは、暑さで蒸発したり、間違って倒したりしても大丈夫なように複数用意しておきましょう。

 

夏バテを防ぐための愛犬への健康対策

夏バテを防ぐための愛犬への健康対策
  • 体重管理はいつもよりもしっかりと
    かかりつけの病院などで愛犬の適正体重をしっかりと把握しておきます。
    適正体重だと熱中症や夏バテにもなりにくくなります。
    夏場は食欲が落ちる時期ですので、フードなどを調整し適正体重をキープするように心がけましょう。
  • ゴハンは涼しい時間帯に与える
    暑くなる時間帯を避け、普段より早めの涼しい時間帯に朝ご飯を与えると、夕ご飯まで時間も空くので夕飯もお腹が空いて食欲も出ます。
  • 食欲がないときはウェットフードに替えてみる
    夏バテすると、栄養の吸収が上手くできずに胃腸の調子が悪くなり食欲不振や下痢になったりします。
    普段カリカリフードを与えていて、食欲がなくなってきたりしたときは、『総合栄養食』のウェットフードを半々にしたり、鶏ガラスープ作って混ぜるなどの工夫をしましょう。
  • 常に水分補給をしっかりと
    散歩に行く前後はもちろん、常に新鮮な水を飲める環境にしておきましょう。

 

夏場は愛犬の肉球とお腹のこまめなカットで涼しく保つ

夏場は愛犬の肉球とお腹のこまめなカットで涼しく保つ

夏場は、肉球やお腹など、犬用のハサミやバリカンなので簡単にカットできる部分はカットしてあげましょう。
肉球は、汗を出して温度調整ができる、体の中でも鼻の頭と合わせて体温調整ができる数少ない部分です。
マメなカットが、けが防止も含め部屋の中で快適に過ごす秘訣です。

また、お腹の毛も伸びすぎていてトリミングまでまだ期間がある場合には、犬用のバリカンで簡単にカットしています。
これは、慣れていないとお腹を壊す等の意見も聞きますが、私の愛犬は、かかりつけの先生にカットしても大丈夫とOKをもらってから夏の間はマメにバリカンでカットしていますが全く問題はありません。
ただし、サマーカットの室内犬は寒暖差で体を壊しやすいとも聞きますので徐々に慣れさせる必要があるかもしれません。

  • 犬・猫用 ミニバリカンの口コミレビュー

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夏場に愛犬を安全に散歩させるコツ

夏場の犬の散歩の必需品、氷入りの水

夏場の散歩は、時間帯によっては熱中症のリスクが増大します。
散歩中も常に愛犬の仕草を観察し、具合が悪そうに思ったらすぐに散歩を中止し、涼しい場所に避難しましょう。
また、室内犬の場合は、涼しい部屋の中と屋外との温度差による夏バテにも注意が必要になってきます。

  • アスファルトを触って温度を確認
    アスファルトの輻射熱は体高の低い犬には大敵です。
    路面を手で触ってみて触れないほどの暑さの場合は犬を下ろさず中止するか、土のある場所など照り返しがない場所に移動してから散歩しましょう。
  • 散歩は早朝と日が暮れた夜にする
    真夏の暑い日は、日中の散歩を控えましょう。
    日が昇る前後や、日が暮れて涼しくなった時間帯を選んで散歩させます。
    猛暑日はなかなか気温が低くならないので、気温の確認を忘れずに。
  • 散歩は直射日光が当たりにくい公園や風通しの良いルートを
    土や草の上などの照り返しが少ないルートを選んで散歩させましょう。
    蚊やノミ・ダニなどの虫対策を忘れずに。
  • 水分補給は頻繁にする
    保温・保冷効果のある水筒に水と氷を入れておき、ハアハア苦しそうになったり、休憩のたびに『ぺたんこボウル』などに移し替えて飲ませましょう。
    体を中から冷やすことは夏バテや熱中症予防のためには大事なことです。
  • 散歩はこまめに休む
    夏場の散歩は、最低でも15分おきの休憩が必要といわれています。
    また、休憩のたびに、舌やわきの下などを触り犬の体温をチェックしましょう。

 

冷却ベストや首に巻くひんやりグッズは有効か?

 冷却ベストや首に巻くひんやりグッズは有効か?

暑い夏の散歩に、敢えて服を着せることは、普通に考えると躊躇われる方は多いと思います。
しかし、最近は水に濡らすことによって冷たくなる素材を使ったベスト(服)や首に巻いたりするひんやりグッズが多く発売されています。
夕方もなってもなかなか涼しくならない時に、こういうグッズは有効なのか検証してみました。

 

首に巻いたりするひんやりタオルは有効か?

首に巻いたりするひんやりタオルの有効利用

水に濡らして風に当てると温度が下がるタオル。
主に、冷感タオルやクールタオル・ひんやりタオルなどといわれています。
元々は、人が運動や登山時に利用する便利グッズでしたが、ペットにも有効だということで使う人が増えています。
使い方は人それぞれですが、細くして首に巻いたり、散歩時に水場で水道でタオルを濡らして体を冷やすのに使うのが一般的です。

私の場合は、上の画像のように水道水に少しだけ氷を入れた保温・保冷タイプの水筒にひんやり冷感タオルを入れて持っていきます。
喉が渇いたときのドリンク用と兼ねて、休憩時や暑くてハアハアしたときにお腹や首などを冷やすときに使うと気持ちよさそうな仕草をします。
何度でも使えるので、真夏の散歩ではとても重宝しています。

  • 冷感タオル・ひんやりタオルの口コミレビュー

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クールタイプのひんやりベスト(冷却ベスト)は有効か?

クールタイプのひんやりベスト(冷却ベスト)は有効か?

ネット通販でも『熱中症 ベスト』で検索すると、さまざまな冷却ベストが販売されています。
仕組みは、水に濡らして風に当てると温度が下がる素材の服を着せることによって、涼しさを保つ効果があるようです。
どれも、暑さ対策としてアスファルトなどの地面からの反射熱や日光の紫外線を防ぐ効果もあるようです。
外でしか用を足さない犬の場合は有り難いグッズといえそうです。

正直な話、実際私は使ったことがありません。
しかし、散歩中に着せている人を見かけることが以前よりも多くなったとは実感しています。
興味がある方は、通販で購入した皆様の口コミレビューを参考にしてみてください。

  • 冷却ベスト・ひんやりベストの口コミレビュー

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熱中症対策の散歩ツイッターの反応

『霧吹き』いいアイデアありがとうございます(*^^*)

 

犬が水を飲まないときのとっておきの裏技

犬が水を飲まないときのとっておきの裏技

夏場に水を飲まないと、体内の水分が不足して、血中の水分も減ってしまいドロドロの血液になります。
そうならないために、積極的に水を飲ませるようにしましょう。
水をあまり飲まない犬には、飲ますような工夫が必要です。

  • 水に味を付ける
    牛乳が大丈夫な犬なら水と1対1で割ったり、ハチミツを少し入れたりして飲みやすくします。
  • スープを作って保管しておく
    スーパーなので100円ほどで売っている安い冷凍物の鶏ガラを買ってきて煮込み、それをキッチンペーパーなどでこし、冷蔵庫や冷凍庫で氷容器に冷凍し、散歩の前後や留守番前に与えます。
    お酢が大丈夫な犬の場合は、少し入れるだけでクエン酸が疲労回復に繋がります。
    冷蔵で1週間、冷凍で1ヶ月ほど持ちます。
  • 牛乳やヤギミルクを飲ます
    犬用ミルクやヤギミルクなど、普通の牛乳だと下痢を起こす場合もある(犬もいる)解乳糖が含まれていないミルクを飲ませることで水分補給をします。
    但し、カロリーが高いのであげすぎに注意してください。

 

熱中症対策に欠かせない温度管理

部屋の温度はもちろん、散歩中も気温と湿度を知っておくことは大事です。
最近では、スマホのGPSを利用して、気温や湿度を調べることができる便利な『温度・湿度計アプリ』もあります。

また、犬がいるサークルの高さでの温度管理も必要になります。
サークルに付けておける温度・湿度計などは、低額でも売っていますし、リードに付けられる『愛犬の熱中症チェッカー』という便利なグッズもあります。

デジタル温湿度計の口コミレビュー


なんといってもコスパが最高です。
そこまで正確ではないですが、いつもいる場所やケージやサークルのハウス近くに置いておくと、犬がいる場所の室内温度の把握ができます。

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愛犬の熱中症チェッカーの口コミレビュー


普段はケージやサークルのハウスに付けておいて、散歩時にはリードやハーネスにも付けることができる便利な熱中症チェッカーです。
危険な温度や湿度になるとブザーで知らせてくれます。

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楽天 口コミレビュー

 

さいごに一言

犬は、『エックリン汗腺』という人間のほぼ全身にある汗をかくときの汗腺機能が、あしの裏側の肉球部分など身体のごく一部にしか存在しません。
そのため、温度調整が苦手で、暑さにも弱い動物です。

そのための納涼グッズは、ペットショップや通販などで、クールエコグッズとして多く販売されています。
愛犬が夏を快適に過ごすために、電気を使わないグッズとしてよく考えられていますので気になるものがあれば参考にしてください。

賛否あると思いますし犬種にもよりますが、酷暑で気温が全然下がらない熱帯夜には、無理に散歩に行かなくても良いと思います。
その時間を、涼しい室内で遊んであげることで十分代用できますしストレスの発散にもなります。
(外でしか用を足さない犬もいると思いますが…)

毛が蒸れやすい夏場は、ブラッシングをマメにしてこまめに抜け毛処理をすることで風通しが良くなります。
また、シャンプーを普段より多めにすることで皮膚病の予防にも繋がります。

夏場の熱中症対策は、飼い主さんの努めです。常に犬目線で考えてください。

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