我が家は、3歳半になるダックスフントと、10歳になる中型のミックス犬を飼っています。
今回は、そのうち、中型のミックス犬の方について、記事を書かせていただきます。
元々、犬のしつけに関して疎く、おすわりやマテ等の基本は出来ていましたが、散歩中などは、伸縮するタイプのリードを使って、好きなように歩かせていました。
しかし、ニュースなどで、散歩中の犬が原因のトラブルを見たり、また、実際に危険な場面に遭遇したりなどしてから、散歩時のしつけもしっかり行わなければならないと考えました。
今回は、散歩中の引っ張り癖を解決した方法について、私なりの方法を紹介しようと思います。
同じく、中型犬、もしくは大型犬を飼っている方は、もし何か良いところを見つけられれば参考にしてみてください。
リーダーウォークも通じないほどの強烈な犬の引っ張り癖
問題行動は、ずばり引っ張り癖です。
散歩中など、グイグイと自分の思う場所に引っ張っていきます。
ごくまれに車道でも構わず進もうとしたこともありました。上にも書いたとおり、当時、伸縮するタイプのリードを使っていたこともあり、動きの自由度が高かったことも、原因としてあるかもしれません。
そこで、解決法を調べてみると、散歩中に引っ張られるのは、リーダーとして認められていないという記述がありました。
リーダーとして認められるには、リーダーウォークという方法がおすすめだそうです。
リーダーウォークのやり方はこうです。
ある程度直線が続く道で、犬と共に歩き、犬が飼い主より先まで飛び出したら、180度方向転換し、また歩きます。
そして、また犬が飛び出したら、方向転換をするといった具合です。それにより、犬が飼い主より先に行ってはいけないと学ぶということでした。
早速試してみましたが、そもそも常に先を歩くため、方向転換をやめることができず、ただただぐるぐる回るだけになってしまったのです。
犬の方も、景色が変わらないため、余計にストレスが溜まるようで、全く効果が見られません。
既にその頃、飼い犬は5歳を超えており、自分の中でルールが決まっている状態。
それから外れる行為は、許さないようでした。
実はリーダーとして認められていないわけではなかった
リーダーウォークも通用せず、他の方法をネットで調べていた私。
片っ端からサイトを検索して回りました。
すると、こんな記述が。
「散歩中に先に行くのはリーダーとして認められていないわけではない。言うことを聞くのならば問題はない。」
そこで、私と犬の散歩時の状況を思い出してみると、犬が引っ張るときは、何かに興味を示しているときで、それ以外は私より先を歩いてはいますが、ある程度の場所をキープしていることに気が付いたのです。
つまり、私をリーダーとして認めていないわけではなく、そこが自分のポジションだと認識していたわけです。
改善するべきは、気になるものを見つけたときに、周りが見えなくなり、進んでしまうことでした。
ポイントが明確になったことで、少し解決策が見えてきたように感じてきました。
そして、私が試したのは、リードの変更という方法です。
伸縮するタイプは、少し長すぎるので、短めの通常のリードに変更。
犬がこれまでと同じポジションを歩くときに、最もリードが伸びた状態になる程度の長さのものを購入しました。
さらに、リードの先だけを持つのではなく、リードの先と犬の中間となる部分も、もう片方の手で持ち、両手で持つようにしました。
こうすることで、犬が気になるものに突っ込んでいったときに、すぐに引っ張ってやめさせることができます。
リードの先だけを持つよりも、力を使わずにできるので、負担が少ないです。
それともう1つ、横断しなければならない道路や、突然人と鉢合わせてしまうような曲がり角のような場所では、たとえ何もなくとも1度おすわりをさせて、数秒待たせるようにしました。
こうすることで、特に危険な場所に、飛び出してしまうことを防いだのです。
犬の方も、初めは不満そうでしたが、きちんと待てたときはおやつをあげることで、「待たなければならない場所」から「おすわりをしてしばらくすればおやつを貰える場所」と考えが変わったようで、今では自分から立ち止まってくれるようになりました。
リードとその持ち方を変える、そして危険と思われる場所の前ではおすわりをさせる、これらの方法で、何とか犬の引っ張り癖を改善することができたのです。
散歩も、以前よりスムーズに進むようになりました。
さいごに
今回は、散歩時の引っ張り癖の改善方法について、解説してきました。
小型犬の場合は、多少引っ張り癖があったとしても、歩幅の問題で、そこまで大事には至りませんし、そもそも緊急の場合は、力で制御しやすいです。
しかし、中型犬、大型犬ともなれば、引っ張る力も強いため、こちらが力で制御しようとしても、中々難しいです。特に、女性や子供ではきつい部分がありました。
やはり、引っ張る原因を突き止めて、そこを改善することで、根本的な解決をする必要が見つかります。
どんなに温厚な性格だったとしても、何がきっかけで、人や他の犬に飛びかかって怪我をさせたりしてしまうかわかりませんし、犬自身が怪我をしてしまうことも注意が必要です。
私の解決方法が、全ての場面で通用するとは限りませんが、リードの持ち方などは、参考にしやすいと思います。
特に中型犬以上の大きな犬を飼っている方は、もう1度自分の散歩マナーを考えてみて、自分も犬も、周りの方々も楽しく歩けるようにしていきましょう。
この記事が、少しでも参考になれば幸いです。
この記事を書いた人は、tba氏。
貴重な体験談どうもありがとうございました。
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