群犬怪しむ所に吠ゆ(ぐんけんあやしむところにほゆ)の意味

犬の諺 群犬怪しむ所に吠ゆ(ぐんけんあやしむところにほゆ)

 

 

群犬怪しむ所に吠ゆの意味や類義語・対義語

  • 出典
    【楚辞】
    中国戦国時代の楚地方に於いて謡われた詩の様式。
  • 邑犬(ゆうけん)の羣(むら)がり吠ゆるは 、怪しむ所に吠ゆるなり。
    群がる犬が吠えるのは、見慣れない者を怪しんで吠えるものである。
    村の犬たちが群がって吠えるのは、見慣れない者を怪しんで吠えるのである。
    優れた人物を悪く言ったり疑ったりするのは、凡人のすることである。

 

  • ことわざの意味
    群がる犬が、見慣れない人を怪しんで吠えるという意味。
    俗人たちが集まり、賢者の言動が自分たちと異なるのを怪しんでけなすことのたとえ。

 

  • 類義語
    出る杭は打たれる。
    越犬雪に吠ゆ。
    疑心暗鬼。

 

  • 対義語
    面々の蜂を払う。
    己の頭の蠅を追え。

 

  • 意味が近い英語
    Envy is the companion of honour.
    (妬みは名誉といっしょに来る)


    The squeaky wheel gets the grease.
    (きしむ歯車は油をさしてもらうことができる)

 

 

犬A
犬A
日本人って目立つ人を妬む人が多いよね。
犬B
犬B
群犬怪しむ所に吠ゆの心理だね。凡人が多いって事かな。

 

 

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参考文献犬のことわざや慣用句、故事成語の情報は、ネットからではなく、【新明解故事ことわざ辞典】や【新明解故事ことわざ辞典】などの辞書や参考書を中心にしてまとめました。
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