飼い犬に手を噛まれる(かいいぬにてをかまれる)の意味

犬の諺 飼い犬に手を噛まれる(かいいぬにてをかまれる)

 

 

飼い犬に手を噛まれるの意味や類義語・対義語

  • ことわざの意味
    自分の飼い犬に手を噛まれるという意味。
    日ごろから目をかけて世話をしている者や信用している者に裏切られることのたとえ。

 

  • 類義語
    愛犬に手を噛まれる。
    後ろ足で砂をかける。
    恩を仇で返す。
    庇を貸して母屋を取られる。
    鉈を貸して山を伐られる。
    恩を知る者は少なく恩をきる者は多し。

 

  • 対義語
    犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ。
    犬は三日の恩を三年忘れず猫は三年の恩を三日で忘れる。
    恩を以て怨みに報ず。

 

  • 意味が近い英語
    stabbed in the back by the one you love.
    (恋人に背中を刺される)

 

 

飼い犬に犬を噛まれたとき、飼い主は改めて自分の犬をつくづくと眺め、自分の支配力の限界に気がつく、それと同じだ。
もはや邦雄は父から独立した軍国主義者になっていたのだ。

石川達三『風にそよぐ葦』より

 

犬A
犬A
人気がある例の政治家、ライバル関係の党に鞍替えするようだね。
犬B
犬B
有権者は、飼い犬に手を噛まれ(る)た気分だね。

 

 

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参考文献犬のことわざや慣用句、故事成語の情報は、ネットからではなく、【新明解故事ことわざ辞典】や【新明解故事ことわざ辞典】などの辞書や参考書を中心にしてまとめました。
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