読み方は、「けいけんあいきこゆ」です。
目次
ことわざの意味
【老子】の言葉。
中国春秋時代の思想家。
「隣国相望み、鶏犬の声相聞こゆるも、民は老死に至るまで相往来せず。」
隣の国がすぐ近くに見えるところにあり、その鶏や犬の鳴き声が聞こえていても、住民は老いて死ぬまでお互いの国を行き来することはない。
国のあり方の理想とした老子の考えを述べたことば。
鶏や犬の鳴き声が、あちこちから聞こえてくるのどかなようす。
狭い村里が家続きになっているようすのたとえ。
こんな時の例文や使い方
鶏は、朝早く起きて、人々に朝を告げてくれる。
犬は、夜に怪しい物音を聞いたら、吠えて人々を守ってくれる。
鶏と犬は、どちらも村の大切な役割を果たしているね。
村が長く続く秘訣だね。
ユートピアってなんですか? – トマス・モアの著作に登場する架空の国家の名であり、意味は「理想郷」です…
ユートピアってなんですか? トマス・モアの著作に登場する架空の国家の名であり、意味は「理想郷」です。「理想郷」とは「想像上の、理想的で完全な社会」というような意…
参考文献
個々で紹介している犬のことわざや慣用句、故事成語の情報は、ネットからではなく、「新明解故事ことわざ辞典」や「故事俗信ことわざ大辞典」などの辞書や参考書を中心にしてまとめています。
\五十音順で一目瞭然/
/オオカミも一括でわかる\