鶏鳴狗盗(けいめいくとう)の出典の意味
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鶏鳴狗盗(けいめいくとう)の意味や類義語・対義語
- 出典
【史記】
中国前漢の武帝の時代に司馬遷によって編纂された中国の歴史書。
- 斉の孟嘗君が秦に捕らえられたとき、犬の真似をして盗みをするのが得意な家臣に狐の羽衣を盗ませて王の愛妾に献上し、その口添えで釈放された。そして夜中に国境の関所にきたが、関所の門は一番鶏が鳴くまで開かないことになっているので、今度は鳴き声の上手い家臣に一声鳴かせると、それにつられて本物の鶏まで鳴きだし、門が開かれ脱出に成功したという。
- ことわざの意味
鳥の鳴きまねをして人を騙したり、犬のように人の物を盗んだりするような人は立派とは言えないが、そのようなくだらない技能でも役に立つことがあるというたとえ。
- 類義語
- 対義語
- 意味が近い英語
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