米食った犬が叩かれずに糠食った犬が叩かれる(こめくったいぬがたたかれずにぬかくったいぬがたたかれる)の意味

犬の諺 米食った犬が叩かれずに糠食った犬が叩かれる

 

 

米食った犬が叩かれずに糠食った犬が叩かれるの意味や類義語・対義語

  • ことわざの意味
    大きな悪事を働いた者が犯罪を逃れ、ちょっとした罪を犯した者が罰を受けることのたとえ。
    または、主犯は逃れて末端の共犯だけが罪を受けることのたとえ。

 

  • 類義語
    皿嘗めた猫が科を負う。
    笊舐めた犬が科被る。
    鉤を盗む者は誅せられ国を盗む者は諸侯となる。
    網にかかるは雑魚ばかり。
    網呑舟の魚を漏らす。

 

  • 対義語
    天網恢恢疎にして漏らさず。
    天道様はお見通し。
    天罰覿面。
    罰は目の前。
    眼は天を走る。

 

  • 意味が近い英語
    The dog offended,the sow suffered.
    (犬が罪を犯し、豚が罰を受ける)
    A coach-and-six may be driven through an act of Parliament.
    (六頭立ての馬も法の網を駆け抜ける)

 

 

犬A
犬A
シンガポールで暗殺された金正男の主犯の女性釈放されたそうだね。
犬B
犬B
結局、黒幕もうやむやになったままだし、米食った犬が叩かれずに糠食った犬が叩かれるとはよく言ったもんだわな。

 

 

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参考文献犬のことわざや慣用句、故事成語の情報は、ネットからではなく、【新明解故事ことわざ辞典】や【新明解故事ことわざ辞典】などの辞書や参考書を中心にしてまとめました。
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