黒犬に噛まれて灰汁の垂れ滓に怖じる(くろいぬにかまれてあくのたれかすにおじる)の意味

犬の諺 黒犬に噛まれて灰汁の垂れ滓に怖じる(くろいぬにかまれてあくのたれかすにおじる)

 

 

黒犬に噛まれて灰汁の垂れ滓に怖じるの意味や類義語・対義語

  • ことわざの意味
    黒い犬に噛まれた人は、色が似ている灰汁のかすがまかれてあるのを見ても、黒い犬かと思って怖がるという意味。
    一度怖い目にあうと、似ているものは全部怖がるようになることのたとえ。

 

  • 類義語
    黒犬に噛まれて赤犬に怖じる。
    蛇に睨まれて朽ち縄に怖じる。
    羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く。
    舟に懲りて輿を忌む。
    火傷火に怖じる。

 

  • 対義語

 

  • 意味が近い英語
    Scalded cats fear even cold water.
    (火傷した猫は水をも恐れる)
    Birds once snared fear all bushes.
    (一度罠にかかったことのある鳥はすべての茂みを怖がる)
    He that has been bitten by a serpent is afraid of a rope.
    (蛇に噛まれた者は縄を怖がる)
    A burnt child dreads the fire.
    (やけどした子は火を恐れる)

 

 

犬A
犬A
家人はゴキブリに飛んで向かってこられてからは、外でカブトムシをみても怖がって近づけないらしい。
犬B
犬B
トラウマになってるみたいだね。まさに黒犬に噛まれて灰汁の垂れ滓に怖じるだね。

 

 

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参考文献犬のことわざや慣用句、故事成語の情報は、ネットからではなく、【新明解故事ことわざ辞典】や【新明解故事ことわざ辞典】などの辞書や参考書を中心にしてまとめました。
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