読み方は、「ろめいけんばい」です。
目次
ことわざや出典の意味
出典は、【世説新語】
中国南北朝の宋の劉義慶が編纂した、六朝時代の逸話集。
中国、南北朝時代、南朝の劉の詩人庚信が初めて北方へ使者として赴き、のちに戻ってきたところ、南朝の人が「北方の文士の力量はいかがなものですか?」と尋ねた。
庚信は、「ただ韓陵山の石碑の文章が評価できるだけだ。その他は、ロバの鳴き声や犬の吠える声のように五月蠅いだけで何の魅力もない。」と言った。
ロバの鳴き声と犬の吠える声という意味。
取るに足りない文章や聞くほどの価値もないことのたとえ。
驢=ろば
こんな時の例文や使い方
最近、話題になった、芸能人の小説読んだけど全く面白くなかったよ。
僕もそう思った。
話の展開が単調だし、登場人物も魅力的じゃない。
そういう意味では、あの小説はまさに驢鳴犬吠だね。
面白くない小説って読むメリットあるんでしょうか? – だって面白くないってことは面白くないってことだか…
面白くない小説って読むメリットあるんでしょうか? だって面白くないってことは面白くないってことだからそれはつまり面白くないってことじゃん。価値があるもの魅力があ…
参考文献
個々で紹介している犬のことわざや慣用句、故事成語の情報は、ネットからではなく、「新明解故事ことわざ辞典」や「故事俗信ことわざ大辞典」などの辞書や参考書を中心にしてまとめています。
\五十音順で一目瞭然/
/オオカミも一括でわかる\