喪家の狗(そうかのいぬ)の出典の意味、同義語や反対語、例文
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喪家の狗(そうかのいぬ)の意味や類義語・対義語
- 出典
【孔子家語】
孔子一門の説話を蒐集したとされる古書。
- 孔子が弟子たちと諸国をまわって鄭の国へ行ったとき、弟子たちとはぐれてしまい、城門のところで彷徨っている姿を見た人が弟子の子貢に言った言葉で「東の門の外に一人の人がいます。やせ衰えた様子は、まるで誰からも世話をしてもらえない喪家の犬のようでした。」とのこと。
- ことわざの意味
葬式のあった家の人は、悲しみのあまり飼い犬にエサをあげることも忘れるので、犬は痩せ衰えるという意味。
または、「喪家」を家を失うという意味として宿無し犬、野良犬とする説がある。
痩せ衰えて元気がない人のたとえ。
- 類義語
忌中の家の犬のよう。
喪家の狗。
- 対義語
- 意味が近い英語
- 使い方やこんな時の意味や例文
先月失恋しました。お互いの人生を大切にする為に別れたんですけど、彼の事がまだ大好きで…

犬A
近所の阿部さん、交通事故で他の家族が亡くなってしまってから、やせ細っていく様子は切ないね。

犬B
今のやつれた姿は、喪家の狗のようで見るに忍びないよな。
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