読み方は、「しょっけんひにほゆ」です。
目次
ことわざの意味や類義語・対義語、意味が近い英語
出典は、【柳宗元】
中国中唐の文学者・政治家。
庸蜀の南、恒に雨降りて日少なし。日出ずれば則ち犬吠ゆ。
蜀の地方は高い山に囲まれ、雲や霧が濃いために日のさす時間が少なく、犬はたまに太陽が見えると怪しん吠えるという意味。
蜀=中国四川省のこと。
無知のため、当たり前のことでも怪しいと疑い、騒ぎを立てることのたとえ。
または、見識もない小人者が、他人の優れた言動をあれこれ批判することのたとえ。
類義語
- 小村の犬は人を噛む
- 井の中の蛙、大海を知らず
対義語
- 卑下も自慢の中
- 灯台下暗し
意味が近い英語
- To have a narrow view of things.
(狭い了見を持つ)
こんな時の例文や使い方
イチローが引退したけど、あの引退会見をあれこれ批判する人もいるんだね。
まさに蜀犬日に吠ゆ。
無知な凡人ほど天才を嘲笑うものだよ。
人は何故、自分がしている事に対して肯定的な反面、他人がしている事に対して否定的になってしまうのでしょ…
人は何故、自分がしている事に対して肯定的な反面、他人がしている事に対して否定的になってしまうのでしょうか? また、自分がした過ちを認めずに否定するのはどうしてで…
参考文献
個々で紹介している犬のことわざや慣用句、故事成語の情報は、ネットからではなく、「新明解故事ことわざ辞典」や「故事俗信ことわざ大辞典」などの辞書や参考書を中心にしてまとめています。
\五十音順で一目瞭然/
/オオカミも一括でわかる\