陶犬瓦鶏(とうけんがけい)出典の意味や同義語、英語や例文

犬の諺 頼むと頼まれては犬も木へ登る(たのむとたのまれてはいぬもきへのぼる)

 

 

陶犬瓦鶏(とうけんがけい)の意味や類義語・対義語

  • 出典
    【金楼子】
    中国南北朝時代、蕭繹が著述した書。
  • 陶犬瓦鶏のあとには、
    「塗車は労に代わる能わず、木馬は馳逐に虫あらず。」とある。
    (泥で作った車では仕事の役に立たないし、木馬では走ったり追いかけたりすることはできない。)

 

  • ことわざの意味
    陶製の犬は夜の番をする役に立たないし、素焼きの鶏は夜明けを告げる役目を果たせないという意味。
    形ばかりで役に立たないことのたとえ。

 

  • 類義語
    土牛木馬(どぎゅうもくば)
    夏炉冬扇(かろとうせん)
    泥車瓦狗(でいしゃがこう)
    竹頭木屑(ちくとうぼくせつ)
    牛溲馬勃(ぎゅうしゅうばぼつ)

 

  • 対義語
    人は見かけによらぬもの。

 

  • 意味が近い英語
    A good for nothing.
    (役立たず)

 

 

犬A
犬A
うちの奥さん、テニス習うとかで用具一式揃えたけど結局行くのやめたんだって。
犬B
犬B
用具が陶犬瓦鶏になっちゃったね。メルカリで売っちゃえば(笑)

 

 

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参考文献犬のことわざや慣用句、故事成語の情報は、ネットからではなく、【新明解故事ことわざ辞典】や【新明解故事ことわざ辞典】などの辞書や参考書を中心にしてまとめました。
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