杖の下に回る犬は打たれぬ(つえのしたにまわるいぬはうたれぬ)の意味

犬の諺 杖の下に回る犬は打たれぬ

 

 

杖の下に回る犬は打たれぬの意味や類義語・対義語

  • ことわざの意味
    打とう(叩こう)として振り上げた杖の下にまとわりつく犬は、いとおしくなり打とうにも打てないという意味。
    なついている者やすがってくる者には、情がわいて残酷な仕打ちはできないということのたとえ。

 

  • 類義語
    窮鳥懐に入れば猟師も殺さず。
    袖の下に回る子は打たれぬ。
    尾を振る犬は叩かれず。
    怒れる拳笑顔に当たらず。

 

  • 対義語
    吠ゆる犬は打たるる。
    攻撃は最大の防御。

 

  • 意味が近い英語
    The lion spares the suppliant.
    (ライオンも命乞いをする者の命は助ける)

 

 

犬A
犬A
近所の中川さんのご主人さん、あんなに仕事頑張ってたのにリストラにあったんだって。
犬B
犬B
杖の下に回る犬は打たれぬともいうし、上司に嫌われたのかもしれないね。

 

 

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参考文献犬のことわざや慣用句、故事成語の情報は、ネットからではなく、【新明解故事ことわざ辞典】や【新明解故事ことわざ辞典】などの辞書や参考書を中心にしてまとめました。
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