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「乳狗人を博ち伏鶏狸を博つ」ことわざや出典の意味や類義語・対義語、英語・例文や例え

乳狗人を博ち伏鶏狸を博つ(にゅうくひとをうちふくけいりをうつ)の意味や類義語・対義語、英語・例文や例え
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読み方は、「にゅうくひとをうちふくけいりをうつ」です。

目次

ことわざの意味や類義語・対義語、意味が近い英語

ことわざの意味や類義語、類義語

出典は、【古列女伝】
中国前漢の劉向によって撰せられた女性の史伝を集めた歴史書。

中国の戦国時代、秦が魏を滅ぼした時に、魏の王国の子を乳母が抱いて逃げた。追跡する秦軍に発見された乳母は、身をもって王子を庇い、数十本の矢を受けて王子と共に死んだ。
この乳母の王子を守る一途な行為を称したことばの一節。

乳を飲む子犬を育てている親犬は、人間に対しても飛びかかり、卵をあたためている鶏は狸にも恐れずに向かっていくという意味。

か弱い者が、我が子への愛情によって強くなることのたとえ。

類義語

  • 母は強し
  • 焼け野の雉子夜の鶴
  • 子を思う夜の鶴

対義語

  • 熱火を子に払う

意味が近い英語

  • A mother’s heart is always with her children.
    (母の心は常に子供と共にある)

こんな時の例文や使い方

こんな時の例文や使い方

山田さんちの嫁いだ娘さんが実家に帰ってきて偶然会ったんだけど、子供連ててずいぶん逞しいお母さんになってたわ。

乳狗人を博ち伏鶏狸を博つって言葉があるように、母親は、どんな困難にも立ち向かう力を持ってるっていうしね。

参考文献

個々で紹介している犬のことわざや慣用句、故事成語の情報は、ネットからではなく、「新明解故事ことわざ辞典」や「故事俗信ことわざ大辞典」などの辞書や参考書を中心にしてまとめています。

\五十音順で一目瞭然/

/オオカミも一括でわかる\

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