日本には、ペット保険を扱う会社が約15社あります。
15社は、損害保険会社と少額短期保険会社にわかれています。
その中で、「アニコム損保」と「アイペット損保」は、ペット保険業界ではツートップといえるほどシェア(市場占有率)は高いです。
初めてペット保険を検討する際は、まずこの2社の比較をする人が多いかと思います。
しかし比較するにも、両社ともに共通点が多く、結局「何をどう比較するのか?」がとても困難です。
その困難な理由は、ペット保険の知識が不足している人が資料を見ることもなく比較しようとすることも大きいと思います。
アニコムのほうがパンフレットの資料が分かりやすい説明だった
アイペットのほうが見やすいサイトでキレイだった
このようなアバウトな比較ではなく、客観的に両社をデータのみで比較した資料で比べてみました。
- 会社規模
- 加入者数
- 窓口清算病院数
- 支払い金額
- 保険料金額
- 加入した理由
- 止めた理由
- 口コミ評価etc.
基本的なことから利用者さんの口コミまで、直接比較できるものはほぼ比較してあります。
一通り読むだけで、アニコムとアイペット、どちらが自分や愛犬に向いている保険なのかがわかるはずです。
どこよりも詳しく、ボリュームたっぷりの内容になっています。
これからペット保険を検討している方や、来年以降の切り替えを考えている方などの参考のひとつにしていだだければ幸いです。
※この記事は古い情報が多くなったので、2023年9月26日に必要な文言等を追記・修正し新たに公開しました。
アニコムとアイペットの会社規模での比較
まずは、アニコム損保とアイペット損保を会社の規模で比較してみます。
現在、アイペットは、第一生命によるTOB(株式公開買い付け)が成立し、2023年3月1日をもって上場廃止になってしまったので、上場最後の時価総額で比較しています。
アニコム損保とアイペット損保の時価総額の比較
アニコム損保とアイペット損保、両社ともに東京証券取引所、アニコム損保の場合は、アニコムホールディングスとして東証1部に、アイペットは東証マザーズにそれぞれ上場していました。
その後、お互いに市場再編にともないプライム市場への上場となりました。
上場企業の会社規模を比較する場合は、単純に時価総額を比べる場合が多いです。
たとえば、日本で一番時価総額の大きいトヨタ自動車(7203)の時価総額は44兆円ほどで、ホンダ(7267)は9.5兆円ほどです。
時価総額で比べた会社の規模は、トヨタはホンダの4.6倍ほどということになります。
では、アニコム損保とアイペット損保の両社を簡単に比べてみます。
会社名 | 設立 | 従業員数 | 従業員数 | 証券コード | 時価総額(2023.9.23現在) |
---|---|---|---|---|---|
アニコムHD | 2000年7月 | 509名(連結) | プライム/2010/03/03 | 8715 | 52,200百万円 |
アイペット損保 | 2004年5月 | 574人 | 上場廃止 | グロース/2018/04/257323 | ※38,906百万円 |
アニコム損保の時価総額520億円ほど、アイペット損保は時価総額389億円ほどの規模です。
規模的にはアニコムのほうが大きいですが、アイペット損保は、ドリームインキュベータの連結子会社から、生命保険最大手の第一生命HDのグループになったので比較するのが困難になりました。
判定 | 引き分け(ノーカウント) |
時価総額は、現在比較するのが困難ですのでノーカウントとさせていただきます
アニコム損保とアイペット損保の経営利益の比較
※現在、アイペットは非上場企業のため、2023年3月期での比較になります。
ペットの飼育件数が減少している今日、ペット産業の中でも動物病院数が増加している以上に右肩上がりなのが、ペット保険業界の売り上げ。
そのトップを長い間独走しいるアニコム損保と、それ以上に右肩上がりで業界2位になって久しいアイペット損保の、経常収益での比較です。
経営利益とは、売り上げやその他の収益などから、かかったコストを差し引いた会社全体の利益のことです。
俗にいう”儲かっている会社”というのは、売り上げも大事ですが、どれだけの利益があったのか(経営利益)が重要です。
「果たしてこの会社は良い会社なのだろうか?」を見極める重要指数のひとつになります。
2014年以降の、両社の経営利益を比較してみました。
分かりやすいように、アニコム損保とアイペットの経営利益をグラフで比較してみました。
↓クリックすると拡大します。
2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アニコム損保 | 1,250 | 2,129 | 2,372 | 1,853 | 1,853 | 2,278 | 2,189 | 2,758 | 3,166 | 3,685 |
アイペット損保 | 444 | -1,460 | 307 | 297 | 561 | 297 | 413 | 381 | 917 | 820 |
(単位は、百万円)
以上を踏まえて、直近の経常利益は下記のとおりです。
会社名 | 経常利益(2023.3) |
---|---|
アニコム損保 | 22.89億円 |
アイペット損保 | 2.97億円 |
判定 | アニコムの勝ち |
両社とも、右肩上がりの売り上げで経営収益も堅調です。
特に、コロナ禍以降にプチペットブームが起こっていることもあり、最近の伸びは著しいです。
経営状況(IR資料)は、いつでもだれでも見ることができます。
アイペットは上場廃止になりましたが、過去のIR資料は見れますので確認してみてください。
アニコム損保とアイペット損保の加入者数の比較
犬の飼育件数は減少傾向にありますが、ペット保険の加入者数は増加傾向にあります。
特に、コロナ禍でおうち時間が増えた影響もあり、プチペットブームが起きていました。
ペットブームもありますが、最近では高度医療が当たり前になり、医療費全額負担に不安を感じる飼い主が増えたこともペット保険の加入者が増加した理由だと思います。
ペット保険を扱う会社は約15社あります。
上場企業は、中計(中期経営計画)を立て10年後のビジョンを描いて、それを株主などに公表しています。
そして、その資料や他社との比較を株主以外の一般人でも見ることができます。
全ペット保険加入者数に対する割合は、少し前のアイペットIR資料によると、アニコムHDが47.5%、アイペット損保が24.2%、その他の会社が28.3%となっているそうです。
ペット保険加入者 各社の割合
ちなみに、アニコム損保では、件数ではなく保険料ベースでの各社のシェアを発表しています。
保険料ベースでの各社のシェア
こういった資料は、いかに自社を良く見せるかですので当たり前かもですね。
ちなみに、3位のB社は、T&Dホールディングス傘下のペット&ファミリー損保(旧、ペット&ファミリー少短)と思われます。
アニコム損保とアイペット損保両社、オマケで業界3位のペット&ファミリー損保の契約者数の各社の公表数は以下の通りです。
アイペットは2022年までしかありませんので同じ時期で比較しています。
会社名 | 加入者数 |
---|---|
アニコム損保 | 1,028,831件(2022年) 1,113,144件(2023年) |
アイペット損保 | 789,350件(2022年) |
ペット&ファミリー損保 | 183,232件(2022年) |
判定 | アニコム損保の勝ち |
しかし、年々、アイペット損保の加入者も増えていてその差は詰まりつつあります。
アニコムとアイペットの支払い金額での比較
私は個人として保険を選ぶ最に、最も重視していることは、補償額を足して保険金総額で比べてみるということです。
つまり、支払う保険料が一緒なら、保障してくれる保険金総額が多い方が良いという至極当然の話です。
それを頭に入れておいて比較すると、不要な思い込みや感情が加わらないので比べやすくなります。
アニコム損保とアイペット損保のプランの比較
アニコム損保とアイペット損保のペット保険の補償額や回数で比較してみます。
ここで紹介しているのは、2023年9月27日現在のプランです。
必ず公式サイトで確認してください。
「ふぁみりぃ」「しにあ」「ぷち」の3つの商品とプランがあります。
「ふぁみりぃ」は7歳11ケ月まで、「しにあ」は、8歳以上のプランです。
アニコム損保のペット保険プラン
ふぁみりぃ70%プラン | ふぁみりぃ50%プラン | ぷち70%プラン | |
---|---|---|---|
補償対象 | 通院・入院・手術 | 通院・入院・手術 | 入院・手術 |
補償割合 | 70% | 50% | 70% |
年間限度額 | 手術 140,000円 | 通院・入院 14,000円手術 100,000円 | 通院・入院 10,000円手術 500,000円 | 入院 14,000円
限度回数 | 手術 2回まで | 通院・入院 20日まで手術 2回まで | 通院・入院 20日まで手術 2回まで | 入院 20日まで
窓口清算 |
アイペット損保のペット保険プラン
うちの子70%プラン | うちの子50%プラン | うちの子ライト | |
---|---|---|---|
補償対象 | 通院・入院・手術 | 通院・入院・手術 | 入院・手術 |
補償割合 | 70% | 50% | 90% |
年間限度額 | 手術 15万円、最大122.4万円 | 通院 12,000円、入院 30,000円手術 10万円、最大72.8万円 | 通院・入院 12,000円手術 50万円 |
限度回数 | 手術 2回まで | 通院・入院 22日まで手術 2回まで | 通院・入院 22日まで手術 2回まで |
最低治療費 | なし | なし | 30,000円 |
窓口清算 |
最低治療費とは、その金額(3万円)に達していないと保険金が支払われない金額のことです。
アニコム損保の『ふぁみりぃプラン』とアイペット損保の『うちの子プラン』は、保障内容50%補償と70%補償ともにとてもよく似たプランです。
アニコム損保は、『ふぁみりぃプラン』50%と70%の比率は、保有契約全体ではおおよそ6対4で50%プラン割合が多いですが、新規契約では70%プランが5割を超えるそうです。
アニコム損保とアイペット損保の窓口清算できる病院数
両社の強みは、なんといっても窓口清算ができることです。
窓口清算とは、普通は後日保険会社に請求する保険金の請求が、提携している動物病院の窓口で保険金を差し引いてその場で清算できることです。
契約すると、保健証が発行され、動物病院で保険証を提示して治療費と保険補償割合の差額を清算します。
これは、うちの愛犬が利用していたアイペット損保の『うちの子プラン50%』保険証パピーの頃の実物です。
現在、窓口清算可能なペット保険会社は3社だけ。
- アニコム損保
- アイペット損保
窓口清算できる病院数には、多少の違いがあります。
会社名 | 窓口精算可能動物病院数 |
---|---|
アニコム損保 | 6748件(2023年9月27日) |
アイペット損保 | 5,871件(2023年9月27日) |
ペット&ファミリー損保 | 452件(2023年9月27日) |
窓口清算が便利だと皆さんがおっしゃいます。
そして、窓口清算が両社の最大の強みです。
しかし普段のかかりつけの動物病院では使えても、夜間の緊急や2次診療所(高度医療診療所)などでは使えない場合が多いです。
個人的な意見ですが、全額負担ではありませんし、窓口清算がないペット保険会社でも保険金を請求すればすぐに清算されます。
早い会社の場合、請求して数日で振り込まれますし、最も遅い場合でも30日以内です。
窓口清算はあれば便利だな程度に思っておいて、優先順位はそれほど高く持たないほうが無難に思います。
アニコム損保とアイペット損保の支払い金額の比較
では、よく似た2つプラン、『ふぁみりぃプラン』『うちの子プラン』を年間の支払う金額で比較してみます。
各プラン共に、月々払いもできますが、今回は一括払いで比較です。
アニコム損保とアイペット50%補償プランでの年間支払い比較
一番人気犬種のトイプードル(小型犬)で一番人気の50%プランでそれぞれ比較してみました。
↓クリックすると拡大します。
両社共に、年一括払いでの比較です。
この比較したグラフを見てみると、月々の支払いは同じようなコストですが両社の違いがとても分かりやすいです。
現在は、アイペットのシニア期の支払い金額が改正され、12歳から定額金額になったようです。
その結果、以前と比べ、アニコムとそれほどの違いがなくなりました。
因みに、以前は、どんどん高くなっていくシステムだったのです。
以前、この記事で掲載していた、比較がわかりやすいと思います。
以前のプランはこんな感じでした。
アニコム損保は、シニア期になってもそれほどの保険料の増加はありませんが、アイペットの13歳以降の増加は顕著にあらわれています。
しかし、アイペットは、自サイトやパンフレットなどには13歳以降の支払い金額が掲載されていません。
私も気になって調べてみたのですが、結局電話で聞くことになりました。
当時のアイペットの保険料は13歳以降、両プラン共に急激な上昇カーブを描きます。
電話で聞けば教えてもらえますので騙したりしているわけではないですが、誰もが知りたい情報ですししっかりと掲載してほしいものです。
0歳から16歳までの支払総額を比較してみる
ペット保険は、補償額を足して保険金総額で比べてみるのが一番だと思います。
それでは、年間ではなく0歳から16歳までの総支払額を比較してみましょう。
会社名 | 70%補償プラン | 50%補償プラン |
---|---|---|
アニコム損保 | 1,145,860円 | 828,330円 |
アイペット損保 | 1,166,890円 | 888,020円 |
支払う金額は、犬種によって値段は違います。
アニコムとアイペット自体は、それほどの違いはありませんので、好みの問題だと思います。
2歳以降の青年期や成犬期は育てやすくそれほど病気をする確率も低いです。
その元気な時期に、それぞれに加入してみるのも一つの手段だと思います。
アニコム損保とアイペット損保のQ&A形式のチェックポイント
私が加入する上で、最低限知らなければいけない情報だと思ったものをチェック形式のQ&Aでまとめました。
ペット保険のチェック表 | アニコム損保 | アイペット損保 |
---|---|---|
保険の種類はいくつあるのか? | 3種類のプラン | 3種類のプラン |
保険料の支払い方法は? | ネットではクレカのみ | クレジットカード・口座振替クレジットカード・口座振替 |
保険金の請求方法は? | プチプランは郵送のみ | 窓口、LINE、直接郵送請求うちの子ライトは郵送のみ | 窓口、郵送、直接郵送請求
割引制度はなにがあるのか? | 健康割引(0回10%/1~5回5%) | 多頭割引無事故継続(5%) | 多頭割引
年間支払限度額はいくらか? | 140万円、100万円、50万円 | 122.4万円、72.8万円、100万円 |
補償(支払い)割合はどれくらいか? | 70%、50%、70% | 70%、50%、90% |
免責金額はいくらか? | なし | なし(うちの子ライトには3万円以上の治療費のみ) |
待機期間はどれくらいか? | 30日 | 30日 |
ペット補償責任特約があるか? | (1,000万円まで補償) | 年払い1,500円/月140円(500万円まで補償) | 年払い1,460円/月130円
電話で相談員にいつでも聞けるか? | LINEや電話で獣医師に聞けます。(平日のみ) | なし |
年齢制限は何歳か? | 8歳以上(上限なし)新設 | 7歳11ヶ月まで12歳11ヶ月まで |
保険の補償の対象とならない費用や事故は? | 予防や検査、先天性疾患、ワクチン等で予防できる病気など | 予防や検査、先天性疾患、ワクチン等で予防できる病気など |
年齢が不明でも契約は可能か? | 動物病院で確認後可能です。 | 動物病院で確認後可能です。 |
その他のサービスは? | 健康診断サービス 迷子検索サービス | 腸内フローラ測定なし |
期間限定で、インターネット割引き(ネット割り)などがあることが多々あります。
アニコムとアイペット独自調査した利用者の口コミ評価
アニコム損保かアイペット損保のどちらかを利用したことのある人に、3点を中心にクラウドサービスサービスで独自に聞いてみました。
- そのペット保険を選んだ理由
- ペット保険を乗り換えた理由
- 乗り換えてみた感想
独自でアンケート調査を実施した結果です。
ありのままの感想を掲載していますので、参考にできる部分は多いと思います。
(徐々に追加していく予定です。)
保険料の安さが乗り換えた決め手
ペット保険は一長一短で選ぶのが難しい
アニコムとアイペットを比較したネット上の反応
ネット上の忖度なしの声を拾ってみました。
アイペットかアニコム、ペット保険を検討してるんだが、その他のものでもいいけどどれがいいんだろう?
アイペットとアニコムについては提携病院だとその場で保険金を引いたサービス受けられる。
保険料と付帯サービスでアニコムが若干有利かな。
但し、補償金額はアイペットが勝るかもしれないが年齢によっても違う。
愛犬連れて加入してるペット保険アニコム主催のドッグランに行ってきたのよ。
エリアが2つに別れれて7歳以下と8歳以上のエリアだったんだけど、8歳以上は私だけ。
いかに8歳以上のの契約者がいないかってことを思い知らされた。
老犬になると病院代かかるし年間経費考えたら多く負担してくれるところに移るのかな?
昔はアニコムって7歳までしか新規に加入できないのも関係しているのかもしれないわね?
アニコム損保は8歳以上の新規登録はできなかったのですが、現在は、シニア犬でも新規加入できる『どうぶつ健保しにあ』が新設されました。
そろそろ5歳になるから保険に入ろうと思ってる。
アニコムとアイペットの違いってなに?
どっちがいいんだろう?
うちのはアニコムさんに入っています。
選んだ理由は提携病院の窓口で保険証を出せば医療費が保険適応金額で精算できること。
前は同じように清算できるアイペットにしてんだけど、犬トモからアニコムの良さを聞いて乗り換えた。
一番の魅力は、腸内環境の検査キットが自宅に届き無料で検査してもらえる点です。
この前愛犬のワクチン接種した時に、先生とペット保険のこと話したんだよね。
歳をとってからは通院のほうが確率としては高いので、せっかく保険に入るなら通院の補償が高いほうがいいとのこと。
そしてアニコムかアイペットがトラブルが少ないとのことで強く勧められた。
犬種によっても違うから年間トータルで幾ら払うかをまずは考えたほうがいいよ。
アニコムかアイペットならどっちもペット保険業界では大手だからどちらにしろとは言えないけど。
通院も入院も保証は両社でプランによっても日数も補償金額も若干違うよね。
ペット保険に入ろうかなと思ってるのですがよく分からないです。
みなさん入ってますか?
どこがおすすめですか?
ウチはアイペットです。
会社の同僚の愛犬が2歳でガンの手術をして35万も支払ったって話聞いて速攻で加入した。
今年3歳で3,300円になるのでちょっと他も検討中ですけど、窓口精算はかなり魅力です。
やっぱり窓口精算は魅力的ですよね。
私のかかりつけ病院もアニコムとアイペットのステッカーが両方とも貼ってあります。
悩むなぁ。。
子犬が我が家に来たんだけどペット保険入ったほうが良いですよね?
ペット保険に最初に加入するならアニコムかアイペットがおすすめです。
価格重視の人は違うかもだけど保険証あって窓口清算が出来るのはほぼこの2社だけ。
どっちも内容は似たような補償内容だけど、アイペットは高齢になってから保険料が高くなる。
でも加入審査がゆるいから通院歴や持病があっても入りやすい。
アニコムは7歳までしか加入できないから一生代える予定がないならアニコムがいいと思う。
結局掛け捨てだから値段が高いと思ったら安いペット保険に切り替えればいいんだし。
最初にペット保険に加入しようとすると、ペットショップや動物病院に勧められるままに入る人が大半だそうです。
それもありですが、一応選ぶ基準は自分で考えておきましょう。
ペット保険の資料請求は一括が便利で効率的
ペット保険加入を考える場合、カタログ請求は必須事項です。
ネット上ではアナログ的にA社とB社を並べて比較するのは、なかなか困難です。
そんな時は、両者のペット保険のカタログを並べて比較します。
そのカタログを一社ずつ資料請求するのは、同じことを何回も打ち込むので意外に手間がかかる作業です。
両社を含むペット保険会社の資料を無料で一括請求できる、有り難いサイトもありますので参考にして下さい。
\ペット保険無料で一括請求/
さいごに一言
アイペットのIR資料には、興味深い統計も載っています。
(クリックで拡大します。)
これによると、ガリバーだった1社のシェアが著しく低下して、他社との差は急速に縮まりつつあります。
ペット保険の加入率は、現在日本では7~8%です。
ペット先進国と言われているスエーデンで約半数、イギリスでも25%を超えています。
アニコム・アイペット両社ともに、ペットの飼育件数は減っても、保険加入割合が15%になるまでは上昇基調が続くと予想しています。
最低でも今の倍にはペット保険加入者が伸びるということです。
何度も言いますが、ペット保険を扱う会社は日本には15社ほどあります。
その15社の損保も少短にも、各社それぞれ特徴があります。
特徴にはメリットもデメリットもありますので、どのペット保険会社のどのプランにするかは、飼い主さん自身が飼い犬や飼い猫とその保険との相性も含めて決めるものです。
ぶっちゃけると、ペット保険は1年間の掛け捨てです。
犬の場合は、猫以上に犬種によりなりやすい病気や、受け付けてくれない病気などが会社によって違います。
ペット保険会社の加入制限になるシニア期(7歳)まで、「自分や愛犬・愛猫に合うペット保険はどれなのか?」をしっかりと検討して、本来ペット保険が必要になる時期までに、飼い主さんや愛犬にとってどれが一番なのかを決めるのが理想だと思います。
コメントはお気軽に♪