ひとり暮らしでペットを飼うのはなかなか大変です。
特に犬の場合は、毎日の散歩や世話が必要です。
たまにニュースになる一緒に出社できる環境にある人は、飼いたくても飼えない人にとっては羨ましいです。
今回は、ひとり暮らしなのになぜ犬を飼ったのかの体験談です。
愛犬との出会いはペットショップでの衝動買い
地元のお祭りの日にたまたまペットショップを覗きました。
もともと、犬や猫が好きでそれまでもたまにペットショップを覗く事はあったのです。
その日は、お祭りでテンションも上がっていたのか、なんとなく店員さんに頼んで抱っこさせてもらいたい気持ちになりました。
本当は、目の前にいたフレブル(フレンチ・ブルドック)を希望したつもりだったのです。
しかし、そのフレブルの隣でフラダンスのように二本脚でフラフラしていたチワワが直前になって気になってしまい抱っこさせてもらう事になりました。
極小サイズで可愛かったのですがそれまでにチワワを飼いたいと思った事は一度もなかったです。
しかし、パピー期に入った事とその日がお祭りという事で、かなりお値段が安くなっていて、店員さんにも「数日間のお試しもできますよ」といわれ、取りあえず二泊三日のトライアルを試すことになったのです。
手続きをして、必要最低限のペット用品を買い、連れて帰ることになりました。
結局連れて帰ってみたら可愛くて値段がどうだとか関係なくなってしまったようです。
結局、そのまま迎え入れる事になりました。
出会いはどこでどうあるのかわからないものだなと思います。
飼ってみてわかった愛犬の性格
うちのコは、犬種もあると思いますが非常に大人しく臆病なコです。
ゲージの中に一番の安心感を感じています。
元々ペットショップに居た時から控えめで、同じゲージに入っていたコの陰に隠れていたみたいです。
ですので騒いだりする事もなく基本的にはお利口にして留守番をしてくれています。
臆病ではあるのですが、チャイムや雷など大きな音には、全くの無関心でそれに騒いだりする事もありません。
抱っこと犬が苦手な犬
うちのコは、撫でられる事は大好きなのですが抱っこされる事は嫌います。
持ち上げて抱っこしようとした瞬間にゲージの中に走って逃げて行きます。
手を触られる事も苦手なので、私には爪等も切らせてくれませんが病院だとなぜか大丈夫です。
犬ですが犬が苦手で散歩中に犬が寄ってくると後ろを向いて逃げるか隠れてしまいます。
だた、走る事が大好きで大きな公園等にいくと一緒に走ろうとせがんできます。
とても楽しそうに走る姿をみていると、とても幸せな気持ちになり犬を飼う充実感に浸れます。
また、食べる事もすごく好きで、特にこちらがご飯を食べているときだけはゲージの中でずっとクーンと鳴いています。
普段吠えたり鳴いたりする事は全然ないのですが人間のごはんを見た時だけなので自分が人間だと思っているのかもしれません。
最初心配していた、”一人暮らしだからと苦労する”と思っていた事は、そのことを忘れるほど気になりません。
ただし、シャンプーだったり、爪を切ってあげたり、そういうケアをする部分では誰かいた方が楽にできるのかもしれません。
一人暮らしの犬を飼うメリットやデメリット
結果から言うと、犬を飼って良かったと常に思っています。
居るだけで可愛いですし居てくれる事で幸せを運んできてくれます。
一人暮らしをしていると気楽ですが、やはりどこかさみしい部分もありました。
休みも引きこもっているので、出かけてしまって散歩やご飯の心配もありません。
うちのコは基本的には常にゲージの中にいます。
困るのは、オシッコが確実にシートの上だけでは出来ないところと、自分のゲージが好きなので一緒に寝る事ができないところですかね。
それでもやはり気持ちの面で違いますし、帰ってきても迎えてくれるのは嬉しいです。
やはり相手が人間ではなくても誰かいるという事は心の支えになったり、働く意義にもなりますし、生きる意味にもなってきます。
数か月に1度、出張などになるのですが、その時にペットホテルに預けるので、散歩等にもいけなかったりしますし、沢山遊んであげる事できないことがあります。
平日の昼はほぼ留守番になるのも忍びない部分です。
家族が日中に居ればと思う事もありますけど、留守番する方が長生きをするという事も聞いたので頑張ってお留守番してもらっています。
ちなみに、うちはペット可のアパートです。
基本的に騒いだりする事はないのですがそれでもお留守番している時の事が見えているわけではないので、もし誰もいなくなった時に騒いでいたら迷惑になってしまうのではないかな?とも思ったりもします。
それでも基本的にはメリットの方が多いと思っています。
ペットを飼うのは少しの勇気と決断だけ
生まれてから35年間ペットと暮らした事はありませんでした。
両親や祖母があまりペットを飼う事を望なかったからです。
ですので、自分も動物と触れ合うという事が正直どういう事かわかりませんでしたし、好きで猫カフェ等に行く事はありましたが、やはりどこかで動物を飼うことに対して怖いという思いもありました。
しかし、やはり動物が好きという気持ちは何をするにしても大きいのだと思います。
35歳になってはじめてペットを飼う事になり、自分にそれができるのか?と思いましたが特に何の問題もなく過ごしています。
しかも今では、居る事が当たり前になっています。
実際に飼うまでは、飼ってみたい気持ちがあっても踏み出せない気持ちがずっとありました。
一人暮らしであれば、勿論、愛犬に寂しい思いをさせる事もあると思います。
病気等怖いなと思う事もありますがやはり犬が居る生活は間違いなく幸せです。
管理人より一言
ひとり暮らしで犬を飼うのは、現実的にも大変です。
私は経験したことはないですが、クリアしなければいけないことが沢山あります。
最近は、アプリで愛犬の様子が見られるドッグカメラが売れています。
しかも、昔に比べてずいぶん安くなりました。
IoT(モノのインターネット)も今後は、当たり前のように普及してくるでしょうし、ひとり暮らしの不安が解消されるグッズもこれからどんどん増えてくるのでしょうね。
今回の記事は、関東在住のMさんから頂いた貴重な体験談です。
どうもありがとうございました。
犬を飼う時に最低限知っておきたい犬の知識や、目からうろこ情報はこちらの記事がオススメです。
コメントはお気軽に♪