アニコム損保が毎年公表している『ペット(犬・猫)にかける年間支出調査』が発表されました。
調査結果は、2017年と2018年の比較で、分かりやすく項目別にで表示されています。
これによると、犬を飼っている人の年間費用は48万円、猫は23万円との結果になりました。
犬と猫の年間にかかるトータル費用
(↑画像クリックで拡大します)
トータルの前年比は、犬107%、猫110%、ともに割と高い上昇傾向にあります。
項目別にみると、特に、交通費と光熱費が割と大きめの上昇率になっています。
光熱費は、猛暑の影響でエアコンを付けっぱなしにするしかなかったことが原因かと思われます。
犬の場合は、交通費も光熱費並に前年比上昇(129.9%)しています。
上昇の要因は、ペットと一緒に遊びに出掛けたためではないかとなっています。
犬の場合は、そう思いますし恐らく合っていると思います。
しかし、猫を飼っている人の交通費は、なんと222.8%(5,744円→12,795円)と倍以上の出費になっています。
猫も一緒に遊びに出掛けたとは考えにくいので、交通費は病院などの交通費の可能性もあると思いますがどうなのでしょう?
犬も猫も、治療費とフード代が大きな比率を占めています。
面白いのは、犬猫とも治療費は前年比で低下していて、保険料は増加しているところです。
これだけでは比較は難しいですが、それだけ、保険に加入した人が増えて、治療費負担が減った人が多かったのかもしれません。
犬の体格別のトータル費用
(↑画像クリックで拡大します)
また、犬は、体格によって4つのグループ、超小型犬(5kg未満)、小型犬(5-10kg)、中型犬(10-15kg)、大型犬(15kg以上)に分けての集計もあり、当たり前ですが、大型犬のフード代の多さが目立ちます。
飼い主よりもかかっていると思う費用
自分よりも美容院(トリミングサロン)に費用をかける飼い主が32.4%で、同じくらいの割合で医療費もかかっています。
「自分は2~3 ヶ月に一度のカットだが、愛犬は毎月カットしている」
「良い食事と定期的なトリミングで予防できる病気があるので費用は惜しまない」
「大切な家族だからできることは自分以上にしてあげたい」
という、愛犬が聞いたら嬉しくて涙を流しそうな回答がいくつもありました。
さいごに一言
統計によると、犬のほうが猫よりも倍ほど出費が多く、犬に限れば、大型犬が超小型犬の倍ほどの費用がかかることになります。
あくまでも平均値なので目安でしかありませんが、私の場合は、ペット保険以外は平均値ほどかかっていません。(今のところ)
ペットの世界も高度医療がメジャーになり、そうなると医療費もかさみます。
ペット保険の加入はますます必須になりつつあるように感じます。
関連記事
コメントはお気軽に♪