今や常識的になりつつある、ペット保険への加入。
ペット保険会社を選ぶ際は、加入しようとしている保険会社以外の他社のサイトやパンフレットを取り寄せ、比較するのがベストです。
各社、それぞれにメリットとデメリットがありますし、愛犬の犬種や年齢、個体の体質によっても選ぶポイントはさまざまだと思います。
しかし、ペット保険はケガや病気で入院や通院を実際に経験してみないと、なかなか保険のありがたみは感じないものです。
また、病気やケガでイザ申請したときに、保険適用外でこんなはずじゃなかったというトラブルもたまに耳にしたりもします。
ポイントさえ押さえておけば、比較的簡単に自分や愛犬にマッチしたペット保険を選ぶことができます。
ペット保険は自分で愛犬に合ったものを選ぶのが一番です。
この記事では、ペット保険のイロハや最低限知らなければいけないことが10個の項目に分けて紹介しています。
1年掛け捨てのペット保険は、早いも遅いもあまり関係ありません。
新規の人だけでなく、来年のペット保険更新前に知っているだけで選びやすくなる基本的な情報です。
ぜひ参考にしてみてください。
ペット保険は1年の掛け捨てなのでその都度見直しができる
ペット保険に加入するとき、自分の愛犬に合った保険をしっかりと選んでいる人は少ないと思います。
大抵の場合は、購入したペットショップやワクチンを接種しにいった近所の動物病院で勧められた保険をそのまま選んでいることが多いのではないでしょうか?
ただ、ペットショップにしろ動物病院にしろ、でたらめに勧めているわけではないので、すべてがダメと一概には言えませんが、飼い主やその犬や猫のことを真っ先に考えて勧めてくれてはいないはずです。
加入する側もペット保険自体にそこまでの違いはないと考えているので、勧められるがままに加入するパターンが多いと思います。
当然ですが、ほとんどは提携している保険会社だったりキックバックが多い会社を勧めているはずです。
しかし、そこまでの違いはないと思っているペット保険ですが会社やプランによって大きな違いがあるのです。
多様化しているペット保険の会社や商品、得か損と考えるよりも愛犬にはどの保険が合っているのか?そのなかからどれを選べばいいのか?をしっかり考えましょう。
また、ペット保険のいいところは、一年契約でその都度、契約の見直しができるところですので、その点も頭に入れて加入することが大切です。
アニコム損保とアイペット損保がペット保険会社の2強
ペット保険は、ぶっちゃけると大手2社とその他の会社に分けることができます。
大手2社とは、シェア(市場占有率)が他社とは断然に違っているアニコム損保とアイペット損保です。
(その2強も加入者数は倍ほどの違いがありますが…。)
アニコム損保とアイペット損保の2社は、ペット保険会社として東京証券取引所にも上場していてるペット専用の損害保険会社です。
アニコム損保とアイペット損保のシェア
上記の資料は、アニコム損保とアイペット損保のお互いの会社が公表した経営情報資料の一部です。
この資料によると、大まかなペット保険市場の占有率は、アニコム損保が約半分、アイペットが4分の1ほどと分ると思います。
10数社あるペット保険の4分の3がこの両社になるわけです。
窓口清算ができるメリット
ペット保険金の受け取りは、基本的にかかった動物病院での治療費を請求します。
早い会社で数日、遅くても2週間前後で振り込みしてくれるのです。
アニコム損保とアイペット損保の2社が他社と最も大く違うところは、ペット保険に加入すると『保険証』が発行され、提携する動物病院の窓口では、治療費から補償割合分を差し引いてすぐに清算することができます。
但しその他は、それほどの違いはありませんし、むしろ年間の支払い金額は高めで補償は少ないことも多いです。
この両社を詳しく知りたい人は、アニコムとアイペットの違いをさまざまな角度から比較している下記の記事が参考になります。
アニコム&アイペット大手2社を多くの飼い主が選ぶ理由
シェアのほとんどが大手2社ですが、皆さんがこの2社を選ぶ理由はなんだと思いますか?
- 大手で安心だから
- 窓口清算で楽だから
- ペットショップで勧められたから
- かかりつけの動物病院で勧められたから
- ペット雑誌で絶賛されていたから
- ネットの広告に出ていたから
ほとんどこの辺の理由が当てはまるかと思います。
では、この理由を一つずつ検証してみます。
- 大手で安心だから
大手が何を基準にしているかによりますが、2社よりも親会社が大きな会社は多いです。 - 窓口清算で楽だから
確かに気軽で簡単ですが、そんなに頻繁に利用したり支払うものでもないですし、他社で保険金を請求しても1か月もたたずに振り込まれます。
(提携していない動物病院の場合は、直接請求しなければいけないです。) - ペットショップで勧められたから
勧めるのには理由があるのです。 - かかりつけの動物病院で勧められたから
一概には言えませんが勧めるのには理由があると思います。 - ペット雑誌で絶賛されていたから
元気なころにいろいろなペット保険を試すことはありだと思います。 - ネットの広告に出ていたから
加入してみると満足することや欠点が見ててくると思います。
基本的には、1年間の掛け捨てなので、若くて元気な頃は、大きな疾患や手術に特化している、ランニングコストが比較的かからないプランがお勧めです。
筆者の犬の場合は、その間に、7歳くらいまで(シニア期以降は加入できないこともある)に愛犬に合った保険会社やプランを決めています。
犬種特有の遺伝子疾患などは、保険会社によっては、保障されない場合もあります。
また、途中で病気やケガになったら、加入時の条件では再度加入できず高額になる保険会社やプランもあります。
先天性疾患の条件や、更新時に改めての審査で条件が付かないかなど、あらかじめ把握しておくべきポイントは押さえておくべきです。
ペット保険は損害保険と少額短期保険会社合わせて15社ある
犬や猫やその他の一部のペットは、人間のように生命保険には加入できませんが、病気やケガの際に生命保険のような補償をしてくれる保険があり、それがペット保険です。
そのペット保険の補償内容は、会社やプランによってさまざまで、ちょっとしたケガでも補償対象になる保険や、手術に特化した保険など、多岐に渡っていています。
現在、国内にある大手ペット保険会社は、損害保険会社5社と、少額短期保険会社10社で合計15社あります。
損保会社と少額短期保険会社の違いを知っていますか?
損害保険会社は、金融庁による免許制になっていて、資本金や事業規模の大きさも必要になります。
- 楽天少額短期保険
- イオン少額短期保険
- FPC(エフピーシー)
- SBIいきいき少額短期保険
- イーペット少額短期保険
- 「PS保険」ペットメディカルサポート
- 日本ペットプラス少額短期保険
- 日本アニマル倶楽部
- ペッツファースト少額短期保険
- ペッツベスト少額短期保険
※順不同
少額短期保険会社(ミニ保険)は、登録制になっていて、財務局に登録が認可されると事業を運営できます。
その他にも細かい違いはありますが、以前のような潰れるリスクもほぼありませんので、会社の規模をそこまで気にする必要はないと思っています。
また、会社のプランによっては、100%補償されるプランから70%、50%など、プランだけでもさまざまですし、その補償の中身も会社によってそれぞれ特色があります。
もし、飼い犬が他人を噛んだりして怪我をさせた場合は、別の保険『個人賠償責任保険』の加入が必要です。
また、最近、大手生命保険会社や他業種の参入もニュースになっています。
その他でも、アマゾンなども参入のうわさがあるようです。
ペット保険は年間保険料と保証される金額を比較して考える
ペットでも高度医療が普及してきました。
高額な医療費になった場合に、何割かを負担してもらえるタイプのペット保険が人気です。
そこで問題になるのが、ペットの保険料。
下記の3つのポイントは、誰もが考えるペット保険に求めている点だと思います。
- ペット保険料は安い方がいい
- 手術することになったら保証は厚い方がいい
- 終身で保障してくれる保険会社がいい
基本的には、この3点を踏まえて、良さそうと思ったペット保険を比較して選ぶべきです。
簡単に比較する方法があります。
それは、補償額を足して保険金総額で比べることです。
言い換えると、支払う保険料と補償される総額のバランスで比較するということです。
わかりやすく例えるために、年間の保険料金が同じ年間支払金額3万円で、手術で70%保証してくれるプランを比べてみましょう。
ペット保険会社3社の3つのケース、同じようなプランが実際に存在しているので比較してみます。
A社 | B社 | C社 | |
---|---|---|---|
年間支払金額 | 30,000円 | 30,000円 | 30,000円 |
補償割合 | 70% | 70% | 70% |
入院1日補償金額 | 14,000円 | 12,000円 | 12,500円 |
利用限度日数 | 年間20日 | 年間22日 | 年間30日 |
手術補償金額 | 140,000円 | 150,000円 | 125,000円 |
補償手術回数 | 年間2回 | 年間2回 | 年間3回 |
合計 | 560,000円 | 564,000円 | 750,000円 |
保険金総額 | 392,000円 | 394,800円 | 525,000円 |
各社、年間の補償限度額や免責金額の違いがあるので、それらも考慮する必要がありますが、単純に比較してみるとC社の保証が厚いのが一目瞭然ですね。
対象となった治療費うち、自己負担しなければいけない金額のことです。
言い換えれば、免責金額が設けられているプランの場合は、その金額に達していない治療費は全額自己負担となります。
実は、A社とB社は保険会社から保険証が発行され窓口精算ができる大手2社です。
窓口清算ができるので抜群の人気がありますが、補償内容だけを比較してみると違いがわかると思います。
また、シニア犬や犬種によって支払額も支払う幅も違ってきますので、ここで単純に比較はできません。
しかし、飼っている犬種と年齢、支払金額と補償総額の比較は、ペット保険を選ぶときの最大のポイントだと私は考えます。
わかりやすくいうと、年間の保険料と(補償額を足した)保険金総額のバランスが最も重要だということです。
ぜひ、支払ってもよい金額と愛犬・愛猫の相性を考慮して、一番バランスの良いペット保険会社やプランを比較しながら考えてみてください。
こちらの記事で、比較の仕方は紹介しています。
ペット保険に加入する前の事前準備する流れ
ペット保険に加入する時は、元気で必要性を感じない時期です。
もしもに備えて加入するときは、新規でも見直しでもこんな流れになるかと思います。
支払ってもいい年間の保険料をザックリと決めておきましょう。
安くても最低限の保証がある補償を優先するか、手術など高額医療費の補償を優先するのか決めます。
若い時はどの保険会社も安いですしほとんどの場合は、それほど利用頻度も多くありません。シニア期から平均寿命(15才)くらいまでの支払い金額は各社随分と開きがあります。
遺伝性や先天性疾患では支払われない商品もあります。また、小型犬がとくにかかりやすい気管虚脱や膝蓋骨脱臼などの病気が保険に適応されているかも確認しましょう。
愛犬がその犬種特有の病気になった時のシュミレーションをして、手術と入院費はいくらかかるのか把握して保険料の負担はどれだけ可能か把握しておきましょう。
ペット保険は、生命保険のような積み立てではなく、一年間の掛け捨てです。
年間に支払っても良い金額を選び、その範囲内で保障条件を決めて、免責や加入条件などの詳細を決めると、求めている商品を選択しやすくなります。
ペット保険を選ぶ際には、年間(月々)のランニングコストと補償のバランスが大事です。
補償が厚いプランは当然支払う金額も大きくなります。
基本的には、一年間の掛け捨てですが、7歳以降の保険料や加入の限度年齢など、今後の継続や見直しなども考慮することが重要です。
ペット保険を決める最低限のチェックポイント
いろいろと種類のあるペット保険、誰でも自分に合ったものを選びたいものです。
基本的なことですが、ペット保険を選ぶ上でチェックする項目です。
なお、猫はそれほどでもありませんが、犬の場合は、犬種によってかかりやすい病気のリスクが異なります。
そのため、小型犬と大型犬などの大きさだけでなく、犬種によっても保険料は違っているのです。
それを踏まえて、最低限チェックするポイントを紹介します。
- 保険のプランはいくつあるのか?
保険会社のなかにも何種類か分れている場合が多いです。 - 保険料の支払い方法は?
年一括払いと月払いがあり、自動引き落としからカード払いやコンビニ払いなど会社によってさまざまです。 - 保険金の請求方法は?
支払い時に窓口で清算できる会社と、支払った後に、後日精算を保険会社に請求するパターンに分かれます。 - 年間補償限度額はいくらか?
限度額が決まっている場合や無制限などプランによってさまざまです。 - 補償(支払い)割合はどれくらいか?
50%補償から70%、90、全額保証までプランによって違います。 - 通院でも支払われるのか?
通院補償の有無は重要な選択項目です。日数や回数も把握しておきましょう。 - 入院や手術の場合の回数制限はあるか?
手術に伴う入院の場合は、日数や回数を把握しておきましょう。 - 免責金額はいくらか?
会社によっては、最低支払対象治療費ともいいます。
月々が低額なプランでは高額な治療費以外は自己負担になり少額の治療費では支払われない場合が多いです。 - 加入する保険の補償対象外のものは?
代表的な部分は同じですが、各社商品によって多少の違いがあります。 - 加入できる年齢は何歳までか?
年齢が決まっている会社やプランから老犬になっても入れる商品もあります。
加入できる年齢や継続契約はずっと終身までなのかも重要なポイントです。
知っておくべきペット保険の特約
下記のリストは、知っておくべき特約や事柄です。
- 待機期間はどれくらいか?
各社、契約後、待機期間が設けられています。その期間は保険適応外です。 - 割引制度はあるのか?
ネット割引や継続割引き、多頭割引、マイクロチップ割引などがある会社や商品を把握しておきましょう。 - ペット補償責任特約があるか?
他人を噛んだりしてケガをさせた時などに支払われる保険です。 - 電話で相談員にいつでも聞けるか?
しつけや動物病院が閉まっている時間の相談などあると便利な特典です。 - ガン追加補償特約はあるか?
契約中にガンと診断された時に支払われる特約です。 - 車イス費用を補償してくれるか?
事故で歩行が困難になった場合に車イスの費用を負担してくれる補償です。 - ペット葬儀費用特約はあるか?
死んでしまった時に、葬儀や埋葬費用の一部を補償してくれる特典です。
当たり前ですが、月々の支払いが高いほど保証は厚いです。
当然、各種特約もセットで加入すると、保険料に上乗せされます。
求めている加入条件は、人それぞれです。愛犬に合ったプランを選ぶことが重要だと思います。
年間治療費やペット保険をよく使う年齢は覚えておこう
下記の資料は、アニコム損保さんの契約者に対するアンケートによる自己申告による治療費などの経費です。
項目 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
---|---|---|---|---|
病気やケガの治療費 | 80,912円 | 57,822円 | 57,129円 | 71,135円 |
ワクチン等の予防費 | 28,311円 | 23,282円 | 24,862円 | 30,953円 |
ペット保険料 | 38,052円 | 42,538円 | 43,799円 | 45,244円 |
合 計 | 147,275円 | 123,642円 | 125,790円 | 147,332円 |
それほどの変化はありませんが、保険料がジワジワと上昇しているのがわかります。
ほとんどのペット保険のの保険料は、シニア犬になるほど上昇(高く)します。
逆に言えば、シニア期以降は治療費がかかる割合が高くなるということです。
最近のペットフード協会による統計で、7歳以上のシニア犬の割合が多くなったという結果を裏付けるかたちになっているかと思います。
年齢別ペット保険を使う割合
上記のグラフは、アニコム損保2022年『犬の請求割合の年齢推移』のうち、循環器疾患や泌尿器疾患、口内疾患などの病気になり、アニコム損保に保険請求した年齢別の割合です。
シニア犬になるにつれ急カーブを描いているのがよくわかると思います。
別の資料によると、消化器疾患や皮膚疾患は、あまり年齢に関係なく請求されています。
犬種によってなりやすい疾患や年齢を重ねるにつれ、なりやすくなる病気を把握することは、早期発見をするためにもとても大切な飼い主の責務です。
最近1年間動物病院へ行った回数
資料は、ペットフード協会、『2022年全国犬猫飼育実態調査』による、年齢別の一年間に飼い犬を動物病院に連れていった回数です。
10歳を超えると、平均値が急に増えているのがわかると思います。
人間も同じですが、老犬になるといろいろな病気になる確率も上がってきます。
ペット保険でも病気になってしまうと、継続加入は可能で新規で加入することが難しくなる商品が多いです。
掛け捨てのペット保険を賢く加入するコツ
ペット保険は、CMなどでよく見る自動車保険と同じような1年間の掛け捨てシステムです。
自動車保険でも、支払いが安くて保険契約が厚い補償があると各社盛んにアピールしているのをよく耳にします。
自動車だったらCMのように、あまり乗らないからとか安いプランにしようとか、新車だから車両保険にも加入しようとか考えると思います。
ペット保険も同じで、1年間で切り替えることができるのです。
各社にもそれぞれ特色があり、さまざまなプランを用意しています。
犬種や年齢によっても考えが変わりますが、基本的な考え方は老犬になったときのことを考えていると思います。
そこで自動車保険を切り替えるように気軽に考えると、答えは出やすくなります。
1歳になって免疫も十分付いてくると、ほとんどの場合、7才くらいのシニア犬(人間でいう40才)になるまで、あまり病院のお世話になりません。
なので、ペット保険の必要性や有難味を感じることが少ないです。
なぜなら、元気な時はペット保険をほぼ利用しないからです。
安心料を支払っていると思っている分には、元気に過ごせたので問題ないのですが、現実問題として、1年間まったくペット保険を利用していないと、勿体ないと感じる人も多いと思います。
しかし、もしもに備えて契約していないと不安になりますし、シニア期になるまで加入せずに後悔することになってもあとの祭り状態になります。
保健はイザというときのためのものなので、安い保証でも良いので常に加入しておくことをお勧めします。
シニア期になると加入限度年齢に差し掛かる商品も多いです。
5歳~7歳あたりから補償の手厚いタイプの商品に切り替える方法が、私が思う最も賢い使い方だと思います。
ペット保険は他社と比較して選ぶことが基本
各社、それぞれのプランがあります。
ネットで検索すれば容易にそのプランが見つかります。
どれにするかを決定するには、他社の他のプランやよく似たプラントの比較が重要です。
プランを一個ずつネットで調べて比較するのもいいですが、経験上、各社が作っているパンフレットを見比べたほうが比べるのも簡単です。
上でも伝えましたが、保険の選ぶポイントは、補償額を足して保険金総額で比べることです。
そして、小さいころから病気がちな犬から、その犬特有の病気がある犬種まで愛犬にも、個体によってさまざまなです。
犬種によっては保険対象外な病気がある保険もあることもあります。
ペット保険の資料請求は一括が便利で効率的
保険会社やプランを選ぶには、何社かのパンフレットを取り寄せ、愛犬や飼い主さんに合わないプランを、ひとつずつ消去法で消していくのが一番の近道だと思います。
一社ずつホームページから資料請求するのもありですが、面倒な人は一括請求が便利です。
「保険スクエアbang!」なら、ペットの種類と年齢を入力するだけで加入できるペット保険が瞬時にわかります。
資料請求の度に住所などを登録しなくてもいいので、時短にもなりますよ。
\ペット保険を一括請求/
先天性疾患・遺伝性疾患などでは対象外になるペット保険会社がある
ペット保険は、ケガや病気の治療に対してかかった診療費を契約の割合に応じて保証してくれる制度です。
しかし、なかには、先天性疾患や遺伝性疾患、または慢性疾患を対象外としているペット保険会社があることを知っておくべきです。
先天性疾患とは、生まれつき疾患や障害などの異常があったり、後々に発症することをいいます。
また、遺伝性疾患とは、先祖代々受け継がれている疾患のことです。
遺伝子検査(DNA検査)をして、異常があれば発症前に対処できたりもします。
慢性疾患は、「心臓病」「腎臓病」「悪性腫瘍」などの病気のことをいいます。
こういう病気にかかってしまうと治る見込みがなく、 保険の更新が可能な場合でも、補償の対象外となるケースも少なくありません。
逆に、ガン手術を補償してくれるプランがある保険会社もあります。
先天性疾患や遺伝性疾患は、ずっと発症しないかもしれません。
しかし、この先天性疾患や遺伝性疾患が発症しても、ペット保険の対象外となる会社も多く存在します。
なお、先天性疾患や遺伝性疾患の種類によって、対象外となる場合もありますし、先天性障害等保障などの特約をつけることができる会社もあります。
先天性や遺伝性の疾患は、犬種によってバラツキがあったりします。
例えば、チワワに多い水頭症や小型犬に多いパテラといわれる膝蓋骨脱臼などでも、保険会社によって対象だったり対象外だったり保険会社によって対応はまちまちです。
保険対象外の病気や疾患は、各保険会社の『保険約款』に載っています。
しかし、保険約款は目に付かないことが多いです。
不安でしたら加入前に電話で確認しましょう。
すべてのペット保険会社はフリーダイヤルで対応しています。
先天性疾患や遺伝性疾患が不安なら遺伝子検査(DNA検査)をしよう
大手のペットショップ等では、遺伝子検査をしてから販売していることが多いです。
また、ほとんどのブリーダーは先天性や遺伝性の疾患にならないように交配しています。
不安な場合は、有料ですが動物病院や自分で『検査キット』を取り寄せる方法もあります。
この株式会社VEQTAには、かかりやすい『犬種ごとの遺伝性疾患』が載っています。
まずは、かかりつけの先生になりやすい病気を聞き、不安でしたら有料で遺伝子検査(DNA検査)をすることもありです。
もし疾患のリスクがあるのなら動物病院等でならないように対処する方法もあるかもしれません。
まずはかかりつけの先生に相談しましょう。
\WEBで結果確認可能/
ペット保険は病気になってからでも入れる?
結論から言うと、基本的にはペット保険は病気になってからでも入れることはありません。
ペット保険は、病気やケガの治療費を補償する保険です。そのため、保険会社は、健康なペットに対して保険金を支払うことで、将来的に病気やケガで高額な治療費が発生した場合のリスクをヘッジしています。
したがって、病気やケガで治療費が発生しているペットに対して保険金を支払うことは、保険会社のリスクを増大させるため、原則として不可となります。
ただし、一部の保険会社では、治療中の病気については補償対象外とする条件で、病気やケガのあるペットでも加入できるプランを用意しています。
また、保険会社によっては、過去に病気に罹患したことのあるペットでも、一定の条を満たすことで加入できるプランも用意されています。
- 治療中の病気については補償対象外とする条件で加入する
- 過去に病気に罹患したことのあるペットでも、一定の条件を満たすことで加入する
なお、病気やケガのあるペットがペット保険に加入する場合は、保険料が高くなる傾向があります。
また、保険金の支払い条件も、健康なペットが加入する場合よりも厳しい場合が多いので注意が必要です。