ペット保険は決して安くはないし、ペットを飼うことを決めた方はペット保険に加入するべきかどうか迷ってしまう人も少なくないと思います。
我が家では、生後4ヶ月の白い柴犬(仮名:しろくん)を迎え入れることにしました。
しろくんはペットショップで売れ残り、セール価格となり店頭にいました。
しろくんは生後すぐに風邪のような病気にかかっていて、その時に足の毛を剃って注射(おそらく点滴だと思います)をしたので足の毛がまだ生えそろっていない状態で、とても静かで大人しい子でした。
他の子犬たちはみんな元気にキャンキャン吠えたり、オモチャで遊んだりしていたので、きっとすぐに飼い主が見つかるだろうなと思い、一番気になったしろくんを我が家に迎えることに決めました。
こんな背景があったので、もしかすると身体が少し弱い子なのかなと思い、私は購入手続きの時にペット保険で有名なアニコム保険に加入しました。
そんなペット保険加入者の私が考えるペット保険のメリットとデメリットをお伝えします。
初めてペット保険に加入してみて思ったこと
数多くあるペット保険の中からアニコムを選んだ理由は、ペットショップ側が提示してきたペット保険がたまたまアニコムだったからです。
1年更新の保険なので、気に入らなければ1年で解約すれば良いやと軽い気持ちでで加入しました。
しかし、後から色々調べてみると、アニコムはペット保険業界の最大手でもあり、これだけ加入者が多いのであればある程度質の良いサービスが期待できるのではないかという思うことができました。
冒頭でもお伝えしているとおり、しろくんは生まれてすぐに病気にかかっていて弱っているようにも見えました。
店員さんはもうすっかり元気になったと言ってはいたものの、体調を崩しやすい子なのかもしれないという心配があったので、動物病院にかかることも多くなるであろうと予想し、医療費が70%カバーされるプランに加入しました。
保険料は、年間3万円程だったと記憶しています。
詳しくは公式サイトをご確認ください。
結構高いなぁという印象でしたが、保険なしで動物病院にかかると高いということは何となく人づてに話を聞いていて知っていたので、最初はしょうがないかということで腹をくくりました。
今思えば一度家に持ち帰り、他社と色々比較した上で決定するのが正しい判断だったと思いますが、2年前は今ほど様々な企業がペット保険を提供してはいなかったのであまり後悔もしていません。
ペット保険のメリットは安心・デメリットは保険料
ペット保険に加入する最大のメリットはやはり安心を手に入れることが出来る点だと思います。
動物病院に行かれたことがある方はご存知だと思いますが、保険なしでかかるとかなり高額の医療費を請求されます。
しかも犬などの動物にかかった医療費は確定申告などでの医療費控除に含むことができないのです。
保険なしだとペットの様子がいつもと違くても極力動物病院にかからないように少し様子を見ているという決断をする方もいるかもしれません。
しかし、あらかじめペット保険に加入していれば、愛犬の様子が少しおかしいという時にでも渋ることなくすぐに動物病院に連れて行ってあげられます。
逆にペット保険のデメリットがあるとすれば、動物病院にかかることがあるかわからないのに高い保険料を払わなければならないことです。
ペットが健康であれば、払っている保険料はある意味で無駄になります。
また、ペットは「物」扱いのため、ペット保険は生命保険料控除の対象となりません。
さらに、アニコム保険は予防を目的とする治療にかかる費用や予防で防げるはずの病気の治療にかかる費用は保険対象外となっています。
保険対象となる場合、ならない場合について、よく確認してから加入するか決める必要があります。
ペット保険はペットの状況に合わせて都度見直すべき
私の場合、アニコム保険に加入して2年、保険を利用して診療したのは2回程ですが、いずれも保険なしだとかなり高額の治療費を支払う必要があったので、動物保険に入っていて良かったと思っています。
購入当初に健康面が気になっていたしろくんですが、そんな心配をよそに2歳になった今ではとても元気で動物病院に行くのも予防接種やフィラリア予防薬をもらいにいくときくらいです。
もうあまり心配することはないかなと思ったので、保険加入から1年後の更新の時に70%カバーのプランから50%カバーのプランに変更しました。
今は30%カバーのプランに変えるか、思い切って一旦保険を解除しようかと考えているところです。
あなたのペットは体調の変化が激しく不安定な幼少期でしょうか。
あるいは、だんだん年を取って病気にかかりやすい時期になってきてはいませんか。
そんな場合にはペット保険がペットオーナーの強い味方になりうるのですが、ペットの状態が安定しているのであればカバーされる医療費の割合を下げて保険料を抑えるなど、ペット状況に合わせて賢くペット保険を利用することをおすすめします。
ただしペットが病気になってからでは保険に加入することが難しくなってしまうので、心配な方は早めにペット保険に加入しましょう。
今回の記事は、marsさんから頂きました。
貴重な体験談どうもありがとうございました。
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