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犬が食べてはいけない誤食&誤飲危険リスト一覧~意外なものも死亡リスクあり

犬が食べてはいけない誤食&誤飲危険リスト一覧~食事の中にも死亡リスクあり
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犬の誤飲、誤食事故の多くは、パピーのころ(1歳前後)に起こると言われています。

もちろん成犬になっても、散歩中やストレス、飼い主さんの不注意などで、気をつけているつもりでも誤飲や誤食する恐れは常にあります。

犬と生活していくうえで、愛犬が誤飲や誤食すると危険なものは、飼い主さんなら必ず知っておかなければいけないリストです。

誤飲や誤食してしまうと危険なリストは、危険かもしれないものから口に入れただけで致死量に達するモノまでいろいろな種類があります。

人間が食べても大丈夫な「こんなものまで?」という意外なものまで様々です。

この記事を読むだけで、誤飲・誤食の予防策や対処方法だけでなく、危険なリストのレベルがわかります。

ぜひ参考にしてみてください。

目次

犬が誤食や誤飲してしまう理由や原因

犬が誤食や誤飲してしまう理由や原因

犬は、何でも口に入れて確認する習性があります。

それが、好みのにおいや噛み心地だった場合、そのまま食べてしまったり、誤って飲み込んでしまったりしてしまうのです。

それ以外にも、誤飲や誤食の要因のひとつには冬は夏よりもエネルギーが必要になり、おやつやフードを欲しくなるので、秋や冬に誤食が増えるという説もあります。

誤食物によっては、最悪、命を落とす恐れのある危険な物が、家の中や散歩の道中など、いたるところに存在していますので、常に注意が必要です。

散歩中に、スマホをいじる時間はありません。

常に、道路に落ちているものに注意を払う必要があります。

それだけでは足りません。

よくあるのが、散歩中に見知らぬ人がベンチで弁当などを食べていて横を通ったときに、何かあげたりする人がいるのです。

弁当の中には、犬が食べると危険な物がいっぱい。

特に、コンビニ弁当などは、犬が食べてよいものはほどんどないので、極力、公園で物を食べている人の近くには近づかないようにしましょう。

愛犬が誤飲・誤食した場面に遭遇した場合の対処方法

愛犬が誤飲・誤食した場面に遭遇した場合の対処方法

一番の有効な方法は、犬の届くところに、危険なものを置かないことです。

しかし、もし万が一、今まさに食べようと、または飲み込もうとしている場面を目撃した場合は、とにかく慌てないことです。

無理に取ろうとしたり大きな声を出したりすると、取られてしまうと思ってしまい慌てて飲み込んだりするので逆効果です。

いつも『マテ』や『チョウダイ』などの命令を聞くような犬の場合は、ゆっくり慌てずに、同じ目線になりその行動に移しましょう。

まだ言うことを聞かない(聞けない)、子犬などの場合は、いつも与えているおやつをあげたりして、飲みこもうとしているモノから注意を逸らすのも有効です。

愛犬が誤飲・誤食してしまった場合の対処方法

愛犬が誤飲・誤食してしまった場合の対処方法

基本的に、動物病院での診察が必要です。

人間が食べてよいものでも、犬には危険な食べ物は多いです。

まず、食べたものが犬に危険なものなのか判断しましょう。

チョコレートなど有名なものは別ですが、判断しかねる場合は、スマホでも【(誤飲・誤食したもの) 犬】などでググれば簡単にわかります。

誤飲・誤食は基本的にかかりつけ動物病院へ電話する

食べたらダメなものだった場合は、最低でも、かかりつけの動物病院へ電話などで知らせて、判断を仰ぎましょう。

飼い主さんが誤飲・誤食したものを把握している場合は、ただ単に、具合が悪いといって診察したよりも、格段に獣医師さんの処理もし易くなります。

診察する際には、例えば人間の薬だと、箱や商品名と成分、誤食したものがおもちゃの場合は、欠片や飲み込んだ大きさ、材料などを予め伝えると、獣医師さんの診断がやり易くなりますしスムーズに運びます。

また、内視鏡などで摘出出来ない場合は、開腹手術が必要になることもあります。犬へのダメージはもちろんですが、手術になると膨大な費用もかかることの覚悟も必要です。

犬が食べると危険なものは飼い主として覚えておくことは大事

犬が食べると危険なものは飼い主として覚えておくことは大事

どんなものが犬には危険なものなのか、事前に知っておくことは大切です。

食べたら危険なものを知っているからこそ、予防も対処もできるようになります。

ここからは、犬が誤飲・誤食してしまったら危険なもの、特に家の周りにあるものを中心に紹介していきます。

危険リストの内容は、環境省の「飼い主のためのペットフードガイドライン」より参考にしています。

因みに、危険な食材や食品のほとんどが犬だけでなく猫も共通です。

【死亡リスクあり】誤飲・誤食が危険で一刻を争うもの

【危険度Max】誤飲・誤食が危険で一刻を争うもの
誤飲・誤食の危険度

誤飲、誤食してしまうと、命の危険がある危険なリストです。

一刻も早い緊急処置や診療が必要になります。

絶対に愛犬の近くには置かないでください。

人間の薬薬によっては、誤食すると中毒症状を起こしたり死亡するケースがあります。すぐに薬剤を摘出して胃洗浄が必要です。風邪薬でも命の危険があります。
保冷剤保冷材の成分には、舐めると甘いエチレングリコールという犬にとっては猛毒の物質が含まれています。毒性が高く、すぐに病院での処置が必要です。
ボタン電池胃にどどまっている時間が長いと胃液で表面が溶け食道や胃に穴をあける危険がある。すぐに吐かせる必要があるため動物病院へ。
ナメクジ駆除剤少量でも重篤な症状になる危険物。犬が好む甘い香りがあるので口にしやすく少しでも処置が遅れると致命傷になりかねないです。
殺鼠剤ワルファリン(抗凝固剤)という血液が止まらなくなる成分が含まれています。鼻血や血尿などの症状がでることも。
タバコ小型犬は小さい吸殻でもニコチン中毒になる恐れがあります。なんでも口にする子犬の頃の散歩中は特に注意が必要です。

特に、どの家庭にでもある人間用の薬には注意が必要です。

人間が飲む薬には、犬が代謝出来ない危険な物質が多く含まれている可能性があります。

錠剤やカプセルには、保存性や飲みやすくするために、糖衣錠といって甘い味でコーティングがされているものがあり、間違って床に落とすと、犬が食べものと判断して食べてしまう事故が多いです。

誤飲・誤食すると生死に関わるため、胃洗浄や内視鏡での摘出など一刻も早い処置が必要になります。

犬に絶対与えてはいけない有名な身近にある食品や食材

犬に絶対与えてはいけない有名な食品や食材

犬を飼う人は、必ず知っておかなければいけない有名な食品や食材です。

ワンコと接する機会がある人も、うっかりあげてしまわないように必ず覚えておきましょう。

誤飲/誤食物危険度症状
玉ねぎやニンニク玉ねぎに含まれているテオブロミンという成分が犬には毒性があります。接種すると赤血球を破壊して血尿や下痢、嘔吐や発熱を起こす恐れがあります。加熱しても成分は分解されないのでハンバーグやポトフなどのスープは注意が必要です。
チョコレート(カカオ)カカオに含まれているテオブロミンという成分が犬には毒です。摂取すると嘔吐や下痢、ケイレンなどを起こす恐れがあります。
コーヒーやカフェインカフェインには興奮作用もあり、中枢神経系や心臓に影響を及ぼす可能性があります。
キシリトールガムキシリトールを摂取するとインシュリンが活性化され、低血糖になります。血糖値の低下は最悪死に至ります。(蜂蜜を舐めさすなどの応急処置で対応できる可能性も)
アルコール(お酒)犬にアルコールを与えると、中枢神経系や消化器系に重大な影響を及ぼす恐れがあります。人間と同じように酔うので自制できたこともできなくなり何をするかわからなくなります。
ぶどうやレーズンぶどうを食べると肝機能に悪影響を及ぼす可能性があり摂取後に中毒症状が現れることがあります。特にぶどうの皮は注意が必要です。
アボカドアボカドに含まれるペルシンという成分が犬にとって毒性があり、消化器系に問題を引き起こすことがあります。
生の魚介類生のイカや貝、カニなどの甲殻類は、ビタミンB1がを分解する酵素があり欠乏症になる恐れがあります。加熱調理することで解決します。
加工した鶏の骨熱で調理された骨は破片が縦に裂けやすくなり食道や胃腸に刺さる可能性があります。生の鶏の骨は賛否があるので回答を避けます。

誤飲・誤食すると消化できず容態が急変する可能性のあるもの

誤飲・誤食すると消化できず容態が急変する可能性のあるもの

そのもの自体には毒はないですが、体のなかで消化できないものです。

ウンチで排出されずに体のなかにとどまると、内臓を傷つけたり、最悪死に至るケースがあるので絶対に犬のそばに置くのはやめましょう。

誤飲/誤食物症状
梅干しの種消化できないので吐くかウンチと一緒に排出するしかありません。腸管より大きい場合は腸閉塞を起こし開腹手術が必要になる場合もあります。
貼る湿布食べてしまうと湿布を吐き出さすしか方法はありません。処置が遅くなると最悪腸閉塞の恐れもあります。
糸や紐腸まで移動すると腸を結紮(からませる)し壊死させてしまう可能性もあります。
竹串や割りばし肉のにおいが付いている串の誤食が多いです。尖っているので吐かせることが難しく、内視鏡で対応できなければ最悪開腹手術になる場合もあります。
留め金やネジ尖った先で胃や腸に刺さることも。ウンチで出ない場合は要注意。
ボタン大きいボタン(1㎝以上)を小、中型犬が丸飲みした場合は、腸に詰まる可能性があるので自分で判断せずかかりつけの動物病院に相談して対応してください。

体内で消化できないものが、体内にとどまると、時限装置のように腸閉塞の危険が高まります。

そうならないためにも、口に入れさせないことはもちろんですが、誤飲や誤食した事実を、正確に把握しておくことも大事です。

個体差がある注意が必要なもの

意外なものも食べてしまうと危険がいっぱい

ワンコによっては重篤になることがあるものです。

合うか合わないか個体差があるので、与えるときは注意が必要になります。

誤飲/誤食物症状
生のアスパラガス生のアスパラガスや茹で汁には毒になる成分が含まれています。茹でたアスパラガスは疲労回復などむしろ体にいい食物です。
生卵(生の卵白)生の卵を与え続けると卵白にあるアビジンという成分がビオチンの吸収ができなくなり、皮膚炎や成長不良などを引き起こす恐れがあります。加熱することで解決します。
レバーレバーは人間同様疲労回復に効果がありますが、量を与えすぎるとビタミンAの大量摂取で食欲不振や関節炎を引き起こします。
煮干しや海藻煮干しなどに多く含まれるマグネシウムを多く摂取すると尿路疾患を引き起こすことがあります。
牛乳牛乳には多くの栄養素が含まれています。しかし、体内で乳糖を分解できない乳糖不耐症の犬も一定数いるようです。どうしても与えたい場合は、子犬の頃から少しずつ与えて慣れさせる必要があります。乳糖が含まれていない犬用やヤギミルクはその限りではありません。
観葉植物アロエやドラセナ(幸福の木)、ポインセチアなど中毒性のある観葉植物は多く存在しています。また球根のあるユリ科の植物も毒性があるので注意が必要です。
石鹸化粧石鹸のなかには、成分によって毒性が強いものもありますので注意が必要です。
柔らかい餅のどに詰まらせて窒息死する恐れがあります。食道閉塞は一刻を争います。かかりつけの病院へ大至急応急処置の仕方を仰いでください。

犬によっては、大丈夫な場合もあります。

牛乳は、合わない犬はずっと合わないので1度与えてみて、緩いウンチや下痢をするようなら人間用のは与えないほうが賢明です。

犬の散歩中に誤飲・誤食しやすい危険なもの

犬の散歩中に誤飲・誤食しやすい危険なもの

家の中だけでなく散歩中も危険がいっぱいです。

道端に落ちている誤飲・誤食しやすい危険なものをまとめました。

誤飲/誤食物症状
虫の死骸虫の死がいは、農薬や殺虫剤で死んだ可能性が高いです。毒性の強い薬品を使っている場合もあるので注意しましょう。
タバコの吸い殻小型犬は小さい吸殻でもニコチン中毒になる恐れも。量を確認してすぐに病院へ。
果物の種道端や公園に落ちている柿やモモ、マンゴーなどの種は飲み込んでしまうと消化されません。犬の大きさによっては腸閉塞を起こし開腹手術が必要になる場合もあります。
落ちているガム犬はガムを消化できません。排出されれば問題ないですがまれに消化不良を起こす場合もあります。
犬には毒の草アサガオ、アジサイ、サツキ、シクラメン、ツツジ、ユリ科の植物なと大量に食べると有毒な植物は多いので注意しましょう。 また、野草に薬草がかかっている場合もあるので注意が必要です。
枯れ葉大量に食べると下痢を起こす恐れがあります。

散歩中は、道端になにが落ちているかわかりません。

愛犬が愛おしいと思うなら、スマホをいじりながらの散歩は絶対にやめましょう。

犬の誤飲・誤食に関する「ためになりそう」な呟き

X(旧ツイッター)上で、誤飲・誤食に関する内容の呟きをまとめました。

獣医さんの呟き中心で、飼い主にとって、とてもためになる内容なので一通り読んでみてください。

さいごに一言

飼い主の責任で、誤飲や誤食してしまって具合が悪くなったりするのは、とても後悔することです。

呟きにもありましたが、「とりあえず様子を見る」が一番ダメな行為です。

すぐにかかりつけの先生に相談しましょう。

万が一に備えて、夜中でもやっている動物病院がどこなのか予め調べておくと便利です、

誤飲や誤食は、百害あって一利なしということを私自身も肝に銘じておこうと思います。

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