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犬の噛み癖は褒める離れるをすると効果大~問題行動は焦らず根気よくするしつけ

犬の噛み癖は褒める離れるをすると効果大~問題行動は焦らず根気よくするしつけ
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犬の問題行動には、攻撃行動や分離不安などから無駄吠えや噛み癖、執着行動などさまざまな種類があります。

今回の、執筆者さんは噛み癖のある犬を解決に導いた方法です。

里親として引き取ったパピー時代のしつけの話になります。

目次

噛み癖のある自己主張の強い子が家にやってきた

噛み癖のある自己主張の強い子が家にやってきた

私の愛犬は、酷い噛み癖がありました。

噛み癖をどのようにして解決したかお話ししようと思います。

愛犬は、雑種のメスですが、知人が里親を探しており、3ヵ月程まで育った時期に、引き取って一緒に暮らす事にしました。

マルチーズのような顔をした可愛い女の子です。

一緒に生まれた兄弟はオスとメスが1匹ずつ、うちが引き取る予定の女のコのほうが自己主張が強い感じで、おてんばな気配がプンプンしてました。

その予想は的中し、我が家で一緒に暮らしてからもとにかく元気!

もちろん、可愛げのある元気でしたが、おてんばで強気の女の子でした。

まだ小さかったので、ころころした子犬の顔に、少し甘やかし過ぎたのかもしれません。

大した躾もせず、最初の2~3ヵ月を過ごしてしまいましたね。

しばらくすると、気に入らないと吠え、こちらが怒っても吠え返してくるようになったのです。

生後10ヵ月位まではとにかく噛むことが大好き、しかも本気噛み

生後10ヵ月位まではとにかく噛むことが大好き、しかも本気噛み

噛み癖の酷いコでしたね。

乳歯の生え変わり時期もあり、痒くて物をとにかく噛んでいました。

骨ガムはもちろん、策の木材、敷いてある毛布、まあこの辺りは敷地内ですし、遊びついでに噛まれても良いのですが…

問題は私達の手や衣類、家具などもかなりボロボロになりました。

乳歯の時期は歯も鋭利にとがっており、普通に出血する怪我を何度もしたのです。

その都度、強く叱ったり、鼻を叩いたりして躾ようとしましたが、より強気に刃向う愛犬。

庭木も噛んでボロボロにしてしまい、愛犬と遊ぶ時には皮手袋をするようになったのです。

毎日ではありませんでしたが、散歩して庭で遊び、そのうち噛みついてきて叱り、逆に怒ってくる、そんな日々を過ごしていました。

可愛い愛犬なので、私達に対しては噛むのもまだ許されますが、他人様に噛みついたら今はどうなるかわからない時代です。

オオゴトになる前にとにかく噛み癖はなんとかしなければいけないと思いました。

近所には子供たちも多いので、怪我させなくても、服を噛んだりしても問題ですし、何より、ご近所から怖がられる犬になって欲しくなったので、いろいろ調べましたね。

乳歯の生え変わり時期で特に噛みたがる時期であるにしても、それがずっと続く癖になってしまう事もあります。

噛み癖解決の近道は、怒らず・離れた・そして褒める

噛み癖解決の近道は、怒らず・離れた・そして褒める

怒ってダメ、叩いてダメ、そんな事を繰り返していましたが、インターネットで、「褒める事」の大切さが書いてある記事をみました。

それを読んでみると、私たち家族の勘違や思い込みもあったのです。

とにかく噛みつかせまいと、そんなに強く噛んでいなかったのに、私たちの手に口が来た瞬間、叱っていた私でしたが、犬も甘えて噛んでいる事がわかりました。

少し噛ませてみると、ただの甘噛みで、やさしくハムハムしているだけでした。

強く噛むときはテンションが上がっている

次第にテンションが上がった頃に噛む力が強くなっていく事に気が付き、手を引きました。

それから、噛んできても甘噛みの間は怒らず、撫でながら落着けさせるように話かけました。

そのまま口を話した時には褒め、おやつもあげてみたり。

そして強く噛んできた時は、愛犬から離れ、視界に入らないところへ行くようにしました。

怒るのではなく、「そんなことすると遊ばないよ」という態度をとってみたのです。

兄弟で生まれ3ヵ月から自分1人の生活なので、寂しがり屋なのでしょうね。

観察していると、1人にされた時のつまらなそうな態度や、寂しそうな顔は逆に可愛いものでした。

それから、「褒めること」と、「離れること」、この二つを行いました。

「噛むこと」は自分にとって損であることだけど「遊ぶこと」は良いよ、ということを繰り返し行いました。

1歳を過ぎた今でも、多少じゃれついて私の手にハムっとしてくる事がありますが、ものすごく優しい甘噛み。
おてんばでも、基本的には甘えん坊なんだと、よくわかりました。

すぐに思い通りにいかない事を忘れずに

犬も子供も思い通りにいかない事を忘れずに

うちの愛犬は「噛み癖」でしたが、他にいろいろな問題を起こすコもいる事でしょう。

人間にとって身近で、ペットとしても定番の犬ですが、立派な動物です。

どんなに飼育された愛玩犬でも野生の血は残っています。

人間の思った通りにはなかなか動いてくれません。

楽しく遊べば、愛犬も楽しんでくれます。

逆に怒ると、愛犬も怒りを露わに威嚇し、時には牙をむく事もあります。

ただ怒るだけでなく、しっかり褒めてあげる事も忘れずにしてあげてください。

自分がした事に対して、何が起こったか(うちの場合は遊んでもらえなくなる、いなくなる)を理解させて、よく無い事だとわからせてあげる事が大切でしょうね。

うちの愛犬のように寂しがり屋なワンちゃんだと、もし脱走してしまった時は追わずに「バイバイ」と言ってあげるのも効果的かもしれません。

意外と、すぐ戻ってきたりしますよ。

大切にしていれば、愛犬も飼い主を愛してくれます。いないと寂しい、まずはお互いがそんな相手になれるように、大切にしてあげましょう。

管理人より一言

今回の問題行動は、噛み癖のあるマルプーのような見た目の子です。

怒ったり叩いたりしただけでは決して解決しなかった噛み癖をどのように解決したのかというお話でした。

  1. 落ち着かせて
  2. 褒めてあげて
  3. 視界から消える

噛んでも良いことはないということを犬自身に知ってもらうという方法です。

これは、噛み癖に限らず、犬の習性を利用した他の問題行動にも有効なしつけですので、いろいろな場面で試してみることも面白いなと思いました。

まだまだ現在も若い犬なので、飼い主共々成長していかれる時期ですね。

これからもヤンチャは続くと思われますので、また貴重な体験をされたならばよろしくお願いいたします。

今回の記事は、中部地区在住のGTさんから頂きました。
貴重な体験談どうもありがとうございました。

犬を飼う時に最低限知っておきたい犬の知識や、目からうろこ情報こちらの記事がオススメです。

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