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楽天ペット保険の口コミレビュー!初めてでもわかりやすく特徴を解説

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楽天ペット保険のメリットとデメリット

元々は、『もっとぎゅっと少額短期保険』いう保険会社のペット保険でしたが、2018年より楽天グループの一員になり、商号も楽天少額短期保険会社に変更になりました。

楽天ペット保険(あんしんペット保険)に加入するメリットやデメリット、他社とのペット保険との違いなどを調べてみました。

 
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目次

楽天ペット保険はここが凄い

  • 全国の動物病院で補償が可能
  • 保険料が安いので続けやすい
  • 使える回数や日数に制限なしM/L

楽天ペット保険は、日本全国どこの動物病院での治療費でも補償が可能です。

愛犬が高齢になった時にも保険料が急に上がったりせずゆるやかに上昇しますので、月々のランニングコストで考えるとお得です。

また、保険を使える回数や一回あたりの上限金額に制限はありませんし、保険を使ったら次回の更新日に条件を付けず、加入時の条件のまま継続できます。

 

楽天ペット保険はニーズに合わせて3つのプランがある

楽天ペット保険は、月々の支払金額がお手軽で高額な手術費用に特化したプランから通院から手術まで手厚く保証してくれるプランまで3種類用意されています。
プランSは、月々の支払いは低額で高額な手術に特化したプランで、Lプランは、月々の支払いもそれなりですが手厚く保証してくれるプランです。

Sプラン
Mプラン
Lプラン
補償対象
入院・手術(14日間)
通院・入院・手術
通院・入院・手術
補償割合
80%
70%
70%
年間限度額
1回50万円(最大100万円)
70万円
70万円
限度回数
2回/年
無制限
無制限
免責金額
14,000円
14,000円(一度の訪問毎)
無制限
限度回数を超えた場合は、保険契約が失効します。
免責14,000円(自己負担額)以下の治療費は、保障されません。

 

楽天ペット保険の加入条件

  • 保険が加入なペット
    国内で飼育されている犬と猫
    対象外なケース:興業犬、闘犬、狩猟犬など
  • 新規申し込み年齢
    生後31日以上、満11歳未満(10歳11ヶ月まで)
  • 注意事項
    加入時に健康であること。
    但し、治療中の病気やケガがあってもその病気により条件付きで加入が可能な場合もあります。

 

申し込みの流れ

  1. 申し込み
    パソコンやスマホ、又は申込用紙に記入し郵送でも可能です。
  2. ペット写真の提出
    3か月以内に全身がはっきり写っている写真を郵送かメールで提出します。
    装飾品は首輪のみ。
  3. 保険料の払い込み
    クレジットカードかコンビニで支払いが可能です。
    口座振替は、インターネットで申し込めます。
  4. 契約書の凍結
    支払いが完了したら、保険証券が契約した住所に郵送されます。

 

保険金を請求する方法

  1. 動物病院で医療費を支払う
    治療費は全額支払い、診療明細書と領収書を受け取る。
  2. 請求書を用意して書き込む
    同封してある請求書のしおりを参考に書き込む。
  3. 必要書類を郵送
    保険金請求書・診断明細書・領収書を同封し郵送します。
  4. 口座へお支払い
    確認と照会が終わり次第30日以内に指定口座へ入金されます。
  • 保険金請求書や診療明細書や請求書類を送る返信用封筒(切手不要)はホームページからダウンロードできます。

 

楽天ペット保険のメリットとデメリット

楽天ペット保険を加入する上でのメリットとデメリットについて考えてみましょう。

 

楽天ペット保険と大手ペット保険会社2社との支払う保険料の違い

月々の支払が安いのは、大手と比較した場合です。
この表は、小型犬で一番保証が厚く支払い金額が最大の補償同士で大手2社と比較したものです。

7歳
8歳
9歳
10歳
11歳
楽天ペット保険
(小型犬Lプラン)
3,020円
34,470円
3,460円
39,500円
3,920円
44,780円
4,430円
50,600円
4,740円
54,170円
大手A社
(小型犬70%プラン)
5,330円
58,180円
5,960円
65,060円
6,740円
73,530円
7,300円
79,640円
7,300円
79,640円
大手B社
(小型犬70%プラン)
4,900円
57,050円
5,670円
66,070円
6,490円
75,560円
7,350円
85,610円
8,250円
96,110円

楽天ペット保険(Lプラン)、大手共に通院手術時に70%保証されるプランです。

上段が月々の支払い、下段が年一括払いの支払い金額です。
7歳時と11歳時を比べてみると、その差額や金額差は歴然ですよね。
その後も比較的緩やかな保険体型なのが楽天ペットの最大のメリットだと私なりには思います。
メリット

  • 月々の支払いが安い
  • シニア期の値上がり率が低い
  • 加入時の条件のまま継続できる
  • ペット補償責任特約がある
デメリット

  • 窓口清算ができない
  • 免責が一度の通院毎に発生する
  • 免責金額がすべてにかかる
  • マイクロチップ割引や多頭割引がない
大手2社との一番の違いは、窓口清算が出来ないところです。
窓口清算が絶対条件の場合は、もうアニコム損保かアイペットにするしかありません。
(但し、提携していない動物病院だと直接請求しなければいけないので一緒です。)
窓口清算の利点は、その時に差額での支払いができることです。
しかし、保険を支払う場面はそれほど多くありませんし、保険金の請求もそれほど苦ではありません。
楽天ペットも通常は1ヶ月以内で保険金が振り込まれます。
普通は超えると免除されるはずの免責金額が治療金額から差し引く金額の意味として使われています。
ですからSとMプランの14,000円が常に引かれることになります。

 
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楽天ペット保険のチェックポイント

人によって求めてるものは違いますが、最低でもこれだけは、チェックしておくべきだと思います。

ペット保険のチェック表
楽天ペット保険
保険の種類はいくつあるのか?3種類のプラン(S、M、L)
保険料の支払い方法は?クレジットカード・コンビニ・口座振替
保険金の請求方法は?郵送
割引制度はなにがあるのか?なし
年間支払限度額はいくらか?50万円、70万円
補償(支払い)割合はどれくらいか?70%(Sは80%)
免責金額はいくらか?14,000円(1回の自己負担額)
待機期間はどれくらいか?ケガはなし、病気は30日、ガンは60日
ペット補償責任特約があるか?年払い900円/月80円
(500万円まで補償)
電話で相談員にいつでも聞けるか?なし
年齢制限は何歳か?11歳未満(10歳11ヶ月)
保険の補償の対象とならない費用や事故は?予防や検査、先天性疾患、ワクチン等で予防できる病気など
年齢が不明でも契約は可能か?動物病院で確認後可能です。

 

楽天ペット保険の3つのプランでの保険金支払い例

動物病院の治療費

病気やケガによって治療費もさまざまです。
楽天ペット保険は、年間支払限度額がSプラン50万円/1回、MLプラン70万円までになっています。
SとMプランでは14,000円が常に自己負担になるので注意が必要です。
また、年齢や程度によっても治療方法が違うので、かかる治療費が変わってきます。
大まかな、犬種や病気の種類による参考程度の一例です。

クリックで詳細が開きます

トイプードル 骨折の治療費の一例
診療項目
金額
初診料
1,200円
入院(5日)
12,500円
血液検査
8,000円
レントゲン検査
7,000円
全身麻酔
12,000円
注射
6,800円
点滴
4,500円
手術
82,000円
治療費合計
134,000円

某1次診療所での単純骨折の場合の一例です。

治療費合計 134,000円の場合

Sプラン
補償80%=93,200円
26,800円+免責金額14,000円
自己負担=40,800円

Mプラン
補償70%=79,800円
40,200円+免責金額14,000円
自己負担=54,200円

Lプラン
補償70%=93,800円
自己負担=40,200円

補償が楽天ペット保険に請求する保険金の請求代金です。

チワワ 僧帽弁閉鎖不全の治療費の一例
診療項目
金額
初診料
3,000円
レントゲン検査(4枚)
5,200円
心電図
3,000円
心臓エコー(超音波)検査
8,000円
血液生化学検査
4,000円
その他の汎用検査
4,750円
処方薬(利尿剤)
1,200円
通院合計
29,150円
再診料
1,500円
入院費(8日)
24,000円
注射(皮下、静脈)各6回
18,000円
点滴(5回)
7,500円
輸血(200ml)
15,000円
レントゲン検査(4枚)
5,200円
心臓エコー(超音波)検査
8,000円
血液化学検査
48,000円
内分泌検査
26,000円
全身麻酔
26,000円
手術料
525,000円
処方薬
22,530円
入院合計
726,730円
治療費合計
755,880円

某2次診療施設による手術前診察から手術退院までのトータルの一例です。
(大手術の場合、主治医による1~3か月毎の外来検診があります。)

治療費合計 755,880円の場合

Sプラン
補償80%=604,704円
補償=486,000円
1回の上限金額50万円
(755,880円-500,000円)
255,880円+免責金額14,000円
自己負担=269,880円

Mプラン
補償70%=515,116円
226,764円+免責金額14,000円
自己負担=240,764円
226764

Lプラン
補償70%=529,116円
自己負担=226,764円

Sプランは、1回の上限金額に達していますので50万までになります。

柴犬 歯周病の治療費の一例
診療項目
金額
初診料
1,200円
入院(5日)
12,500円
血液検査
8,000円
レントゲン検査
7,000円
全身麻酔
12,000円
注射
6,800円
点滴
4,500円
手術
82,000円
治療費合計
134,000円

治療費合計 134,000円の場合

Sプラン
補償80%=93,200円
26,800円+免責金額14,000円
自己負担=40,800円

Mプラン
補償70%=79,800円
40,200円+免責金額14,000円
自己負担=54,200円

Lプラン
補償70%=93,800円
自己負担=40,200円

レトリーバー 悪性リンパ腫の治療費の一例
診療項目
金額
初診料
3,000円
レントゲン検査(4枚)
5,200円
心電図
3,000円
心臓エコー(超音波)検査
8,000円
血液生化学検査
4,000円
その他の汎用検査
4,750円
処方薬(利尿剤)
1,200円
通院合計
29,150円
再診料
1,500円
入院費(8日)
24,000円
注射(皮下、静脈)各6回
18,000円
点滴(5回)
7,500円
輸血(200ml)
15,000円
レントゲン検査(4枚)
5,200円
心臓エコー(超音波)検査
8,000円
血液化学検査
48,000円
内分泌検査
26,000円
全身麻酔
26,000円
手術料
525,000円
処方薬
22,530円
入院合計
726,730円
治療費合計
755,880円

某2次診療施設による手術退院までの一例です。
(ガン治療は長期的な治療が必要です。総額の治療費ではありません。)

通院合計 29,150円
入院合計 726,730円
治療費合計 755,880円
(通院と入院1度ずつの場合です。)

Sプラン
補償80%=581,384円
補償=486,000円
1回の上限金額50万円
(726,730円-500,000円)
226,730円+免責金額14,000円
自己負担=240,730円+(通院合計29,150円)

Mプラン
補償70%=501116円
226,764円+免責金額(14000円×2)
自己負担=254764円

Lプラン
補償70%=529,116円
自己負担=226,764円

Sプランには通院保証がありませんので、通院は100%自己負担になり、入院に対する保険金のみが支払われます。
Sプランは、1回の上限金額に達していますので50万円までになります。
Mプランは入院通院それぞれに、免責金額14,000円が自己負担になります。

 
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私が思う楽天ペット保険の感想

一番の利点は、10歳を超えていても新規で契約できること。
そして、シニア期になっても月々のコストがそれほどの上昇カーブを描かないことです。
欠点は、SプランとMプランで免責金額と称している個人負担がその都度かかってしまうことと、保険を使うたびに14,000円の負担を強いることです。

クチコミなどをみてみると人気プランはMプランです。
Sプランだとシニアになると少し不安ですし、Lプランは保証は手厚いですが月々のコストもそれなりにかかります。
SとLの良いとこ取りのこのプランは、人気なのがうなずけるプランのように思います。

目を引くような付加サービスをあえて設けずに、縛りも少ないとてもシンプルなペット保険だと思います。
 

ペット保険の基礎知識



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