愛犬の異常なまでのプラスチックへの執着心を治したときの体験談です。
私が飼っている愛犬は、プードルとキャバリアのミックス犬で、名前は「ピュア」ちゃんメスです。
現在3歳で、8ヶ月のときにペットショップの売れ残りで一目ぼれし購入しました
うちに来たときから臆病で散歩が大嫌いで何かを噛んでいるのが落ち着くのかいつもカミカミ。
特に大好きだったのが、ペットボトルの蓋でした。
1歳になるまでは、歯が痒いのか色々なおもちゃをあげて噛ませていましたが、いつの間にかどこからかペットボトルを見つけ蓋をカミカミし続けているのです。
一度蓋が肛門に引っかかってしまい病院にいって肛門の切開をし、蓋を取り除いてもらったこともありました。
いくら怒ってもくり返しプラスチックを食べてしまうのです。
この記事では、1年半かけてプラスチックを食べるのを止めさせたときの体験談です。
どこからともなくペットボトルを見つけてきて蓋をカミカミ
ピュアちゃんの問題行動は、ペットボトルの蓋をはずしカミカミしてしまう事です。
椅子に乗らなくちゃ絶対に届かないところでもどうにかして登りペットボトルを探し出します。
中身が入っていても関係ありません。
ソファーや犬用ベットに持ち込んでは、前足に挟み器用に蓋だけを外してカミカミしてしまいます。
カミカミだけで口から出してくれればいいのですが、それを飲み込み1回肛門のところに引っかかり病院で切開してもらったことがあります。
そのときにレントゲンを撮り、今のところ胃の中に溜まっている様子はなかったのですが、このまま食べ続けたらいつか絶対に胃の中に溜まってしまい、死に繋がってしまうと獣医の先生にも警告されました。
いくら怒ってもいくらペットボトルを隠しても見つけ出してくるのです。
どうしても見つからないときは、バックについているキーホルダーなんかもカミカミして食べてしまいます。
ペットボトルの蓋も全て食べるのではなく、中途半端に噛んで捨ててあるので、それを踏んだ私たち家族も怪我をしたことがあります。
子供のランドセルに付いていた防犯ブザーも食べたことがあり、音を止めるための金具を入れられずずっと鳴りっぱなしのときもありました。
電池等の危険なものが入っていても気にせず平気で齧るので困っていました。
愛犬のカミカミ噛み癖を克服させた試行錯誤の解決法
ピュワちゃんの異常なまでのカミカミ癖にずっと困っていました。
1歳を過ぎたせいか新しいしつけも覚えてくれず、いくら叱ってもずっと止めてくれませんでした。
止めさせようと決意したキッカケは、切開手術したことです。
肛門に詰まってしまい切開をすることになってからは「ここで止めさせなかったら今度は、胃に詰まって死んでしまう」と思い、必死になって1年半かけて止めさせました。
最初は、雑誌やテレビでやっていたことを試したのですが、全く効果はなかったのです。
大げさに褒めることを繰り返した
元々褒めればボールを持ってきたりといい子だったので、ペットボトルを咥えて怒り離したら大げさに褒めて撫でまくるを繰り返していました。
しばらくすると咥える行動は中々治まりませんでしたが、ペットボトルを咥えたら必ず私のほうに来るようになりました。
これは、褒めてほしいのだと直感したのです。
そこで、近くに加えてきたら軽く怒ると離すを繰り返しました。
今度は次のステップと思い、咥えて持ってきたときに無視してみました。
すると元あった場所にペットボトルを戻し私の方にきました。
それを繰り返し、その頃にはカミカミは殆どしませんでしたが、私が見ていないときにまた食べたら危険なので完全に噛まなくなるまで特訓しました。
あるとき、ペットボトルがあっても見向きもせず、私の方にボールを持ってきたのです。
そのときに今までにないくらい褒めてあげました。
それからは、カミカミをすることもペットボトルの蓋を食べることもなく、ボールを持ってきて投げてという雰囲気を出してくるだけになりました。
1年半掛かりましたが、今は全く食べなくなりました。
順序立てて書いているので簡単そうに思えるでしょうか、この間も紆余曲折あったのです。
カミカミ噛み癖克服までの長い道のり
大事な愛犬が防げた病気で亡くなるのは、悲しいことだと思います。
私の愛犬「ピュア」ちゃんのカミカミも1回の肛門切開によって、止めさせようと決心しました。
ペットボトルの蓋が大好きでカミカミ後食べてしまうこともあり、破片で私たち家族が怪我をすることもありました。
最初は、ペットボトルを噛んで叱って離して褒めることから始めました。
それでも、見ていないところでカミカミしてしまうこともあったのです。
次第に私に見せたいのか業と咥えて離し褒められると言う行動をするようになりました。
カミカミより褒められる方が嬉しいのか分かったんだと思います。
ここまで分かれば後は、スムーズに行きました。
自然と毎回ペットボトルを持ってきていたので無視してみたらこれは持ってきても褒められないと思ってのか戻すように。
ここまでくれば後は褒めてあげれば、成功です。
悪いことだと時間をかけてきちんと教えることで覚えやすい年齢が過ぎてもちゃんと覚えてくれます。
どうしてもカミカミが最後まで止められないときは、代わりにボールをたくさん置いてみたり、ボールで遊んだときに今までにないくらい褒めてあげるとカミカミすることを忘れてしまうと思います。
すぐには覚えられないので、長い目で見てあげることがとても大切です。
もし同じように困っている人がいるようでしたら参考にしてみて下さい。
さいごに
消化しない異物を誤飲した場合は、この筆者さんの愛犬のように切開手術しなければいけなくなります。
誤飲や誤食を軽く考えていると大変なことになる場合もあります。
途中で詰まってしまいうと腸閉塞などで最悪の場合は死んでしまうことも。
成犬になってもカミカミを止めないのには、理由があるのです。
その理由の元をみつけることが解決の近道といわれていますし飼い主さんの役目です。
犬は褒められることが大好きです。
言い換えると、褒められる時にみせる飼い主さんの笑顔がみたいのです。
すべての愛犬は飼い主さんに喜んでもらい笑顔になってもらおうといつも思っています。
今回の記事は、Sさんから頂きました。
貴重な体験談どうもありがとうございました。
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