うちの犬はダクッスフンドでブリーダーから預かったものでした。
その時のダックスの年齢は2歳半で毛並みもよくダックスフンドにしてはサイズが大きかったです。
もう少しで殺処分される身だったようで、そのブリーダーからうちに預かってくれないかと頼まれました。
殺処分はさすがにかわいそうだったので、うちに犬を預けることに決まったのです。
最初はやはり大人しく、なかなか打ち解けられずにいましたが、接しているうちにだんだん懐いてくれるようになってきました。
懐いてくると活発な性格になり、昔じゃ信じられないくらい明るい性格になっていったのです。
基本的にこの子は賢くて、ペットシートでトイレやエサの待てなど普通にできる子でした。
最初から、飼っていても苦労はなかったです。
しかし一つ悩みがありました。
今回は、その悩みについてお話ししたいと思います。
近所から苦情が来るほどの吠え癖が治らない
うちは家の中で飼っている室内犬です。
私が外に出掛けたときに、近所からクレームを言われるようになりました。
やんわりですが「ワンワン吠えててうるさい、もっと静かに出来ないものか?」という内容です。
ワンワン吠えていたのは私も知っていて、家に帰って行くと遠くから犬の鳴き声が止まずに吠えていて、家に帰るとうちの犬がワンワン吠えていました。
私が帰ってくると何事もなかったように、ケロっとしていてビックリするぐらい吠えるのがなくなっていたのです。
でも、吠え癖は昔からあって、以前お客さんが来たとき、家でうちのダックスがその来客に向かってワンワン吠えていました。
「止めなさい!」と叱ってもやはり止まらずにずっと吠え続けていました。
仕方なくダックスをリードを付けて庭に出し待機させたこともあったのです。
それでも吠えるのを止めず、そのお客さんは早めに切り上げてくれました。
お客さんがいなくなったと同時に、ダックスは吠えるのを止めリードを外すと同時にしっぽふって家の中に入ってきたのです。
これじゃまずいなと思いましたが、どう叱っても吠えるのを止めてくれず、ご近所の迷惑になるのが申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
なにか対策を打たないといけないと思いネットでいろいろ調べたのです。
吠え癖を治すには一番恐れるもので対策
吠え癖対策をネットで調べていくうちに、空き缶を袋にいっぱい積めて吠え出したときその空き缶がいっぱい入った袋を投げつければ良いと書かれていました。
缶ビールを飲む我が家には、空き缶の袋が常にあります。
うちにある空き缶を集めて袋一杯にし実施することにしたのです。
まず、玄関でその空き缶をスタンバイし、一回外に出掛けました。
家から帰ってきて、案の定ダックスがワンワン吠えているので、ドアを開けてスタンバイしてた空き缶を家に投げつけました。
するとダックスはビックリして、今まで吠えていた鳴き声がピタッと止まってくれました。
少しびくついている様子でちょっと可哀想だったけど、効果はてき面でした。
ネットに書いていることは本当なんだなと感心して、ワンワン吠えている家に帰るたんびにその空き缶を投げつけていたのです。
投げつけたあとやはりピタリと止まりその空き缶に少し怯えていました。
何度も繰り返し、半月ほどたったある日、家に帰るととうとうダックスの鳴き声が聴こえなくなりました。
最初は少し心配したけど、家に帰ると全然ダックスが鳴いていなくて、普通に尻尾を振って待機していたのです。
その様子にかなりビックリしましたが、吠えていないダックスを見て、ムツゴロウさんばりに誉めてあげました。
こんなことあるんだなと思いましたが、翌日も家に帰っても鳴き声が全然聴こえなくてかなり安心しました。
最後に
吠え癖も、やはり愛犬だからといって、甘やかしたり、可愛がってあげるばかりじゃダメだなと実感しました。
ダメなところは少し厳しくしてあげないと、人に迷惑をかけてしまいます。
ちゃんとしつけはしないといけないものだと実感しました。
うちのダックスは吠える以外なら基本的にお利口なので、飼っていて苦労とかはあまり感じなかったです。
この吠えぐせさえなんとかなればと思って我慢してましたが、住人の苦情によりここは厳しくしつけを余儀なくされました。
でも吠えなくなったあとは必ず誉めてあげて、おやつなどあげたり、また吠えなかったらおやつが貰えるように仕向けるのも大事だなと思いました。
空き缶のようなかみなりだけじゃなく、ちゃんと好物もあげてダックスが喜んでもらえるようにしつけるのも大事なことだと思います。
天罰方式とは、犬がこれをすると悪いことが起こると思わせるしつけ方法です。
犬種や性格によって合う合わないがありますし、やり方やタイミングなど難易度は高いしつけ方法です。
かかりつけ医の先生の許可を得てから実施してください。
絶対に闇雲に実施することは避けてください。
しつけは褒めて伸ばす方法が犬も飼い主にもわかりやすく一番です。
この記事を書いた人、irukaさん。
貴重な体験談どうもありがとうございました。
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