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犬を飼う心構えと飼ってはいけない人の条件~必要グッズから病院選びまで

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犬を飼うと思った時は、なにかきっかけがある場合がほとんどだと思います。
例えば、結婚した時や子供が生まれたとき、または、子供の手が離れた場合などの変化や、子供が少し大きくなって命の尊さを教えたい場合などさまざまだと思います。

犬を飼うと、大変さもありますが正しく飼育すれば癒されますし、大袈裟ですがいろいろと人生の幅も広がります。
なかには犬を飼うことに向いていない、飼ってはいけない人もいます。
そんな条件をクリアして、犬を飼うと決めてから家に向かい入れるまでに、必ずしなければいけない基本的なことをまとめてみました。

目次

犬を飼うということの意味

ペットフード協会によると、日本では、平成29年度で892万頭の犬が飼育されています。
しかし、世帯数も飼育率も増加していますが、犬は猫と比べると減少傾向にあります。

犬と猫の飼育数の統計
画像引用:朝日新聞

また、犬全体の平均寿命は14.19歳で、超小型犬や小型犬の寿命のほうが長い傾向にあります。

その資料の中に飼うきっかけが紹介されています。

 

犬を飼おうと思ったきっかけ

  1. 生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  2. 以前飼っていたペットが亡くなったから
  3. 家族や夫婦のコミュニケーションに役立つと思ったから

ちなみに猫を飼う動機になった1位も生活に癒しや安らぎが欲しかったでした。
やはり、ワンコにしろネコにしろ皆さん飼うことで癒されたいのですね。
しかし、もっとも大事なことのひとつとして、生き物を飼うというのは、その生き物の世話をするということになり、そのことを生活の一部としなければいけなくなることです。

また、飼う前にはこうであるべきという心得も紹介されています。

犬を飼育するための心得

  1. 毎日、欠かさずペットの世話ができるか
  2. 近隣に迷惑をかけないような飼い方ができるか
  3. ペットを飼うことによる費用を負担できるか
  4. そのペットの飼い方をきちんと知っているか
  5. ペットの飼える住環境か

この心得にあるような準備をしておけば安心できますね。

逆に、途中で飼育を放棄した場合は、色々なところに迷惑をかけることになるりますし、一番不幸で可哀想になるのはあなたではなくその犬なのです。
そうならないためにも、心も身体も十分過ぎるほどの飼う準備をしてから飼育してください。

参考:平成29年(2017年)全国犬猫飼育実態調査 結果(pdf)

 

絶対に犬を飼ってはいけない人の条件

飼いたくても、今は犬を飼うのに向いていない場合があります。

  • お金がかかることを理解していない
    ┗子犬の頃もですが老犬になると特に治療費などの出費が多くなります。
  • 一時の感情で飼うことを決める
    ┗ペットショップで子供が抱っこしたりして飼いたくなるのは当たり前の現象ですが、飼ってから死ぬまでのことや、家を留守にできないことなど、家族で十分に話し合ってから決めましょう。
  • 飼育する環境を考えてない
    ┗マンションなどの場合は、たとえ分譲でも鳴き声などでトラブルになる場合があります。飼う場合には周りの住人に理解されてからのほうが賢明です。
  • 最後まで飼う自信がない
    ┗とても長い付き合いになります。10年以上ほぼ毎日散歩も必要ですし、老犬になると病気にもなりやすくなり、看病が必要になるかもしれません。その点を十分承知していないと飼う資格はありません。

上記の件を普通にクリアできていて、犬を飼うことを検討されているなら是非飼いましょう。
楽しい毎日が待っていますよ♪

 

まずは犬飼うことを決める

絶対にペットショップなどでの衝動買いは止めてください!!

子犬を飼うということは、15年くらいパートナーとして生活するということです。
生活環境にあった犬と暮らすほうがお互いに幸せです。
また、動物を飼うということは、元気な時だけではなく老犬になってからの病気や怪我も覚悟しておく必要があります。
その時には、相当な出費になるかもしれませんのでペット保険も必要です。

血統犬種は、犬種ごとにかかりやすい病気や怪我が存在しますので傾向や対策がとりやすいです。
年間にかかるかもしれない費用は、十分に用意しておく必要があります。

また、犬種によっては、毎日1時間ほどの散歩が必要な犬もいますし、初めて飼うにはしつけが大変な犬もいます。
そういった性格や特徴は、犬種によってある程度は予測できますので十分に予備知識として把握しておきましょう。

権種別の注意しなければいけない病気一覧です。

 

ペットショップやブリーダーから購入する

一番、オーソドックスで広く知られた方法です。
クチコミなどで人気のあるブリーダーから購入する場合は、長い間待つ覚悟が必要です。
ほとんどの人気犬は、妊娠したときには販売先は決まっています。
交配はこちらでは決められませんので、その犬特有の遺伝的なリスクなどの質問は納得できるまでしたほうが良いです。

また、ペットショップで売られている子犬の場合は、親犬の繁殖記録や出生証明は開示されませんので注意が必要です。
最近流行りの、ミックス犬も儲け主義のショップや悪質なフリーダーが無理に繁殖させているのもよく耳にします。
大手ショップだからといって安心するのではなく、購入するペットショップなどの判断は良く調べてから行ってください。

ミックス犬の人気ランキングや飼うときの注意事項

 

保護犬を引き取ったり里親になる

保健所には殺処分に怯えている犬が常にいます!!

保護犬を引き取るとは、迷い、捨てられた犬を保健所から保護した愛護団体やコミュニティ、里親募集の掲示板などから譲り受ける方法のことです。
もちろん保健所から直接里親として引き取っても構いません。そういった掲示板も多く存在しています。

何かの事情で飼えなくなったりした個人間での譲り受けの場合は、ほとんど費用はかかりませんが、保護団体からの場合は、去勢避妊費用や各種手数料が必要になります。
また、保護団体では安易な動機で飼うことを防ぐ意味もあり、譲っても大丈夫なのかの結構厳しい審査があります。
しかし保護団体の利点は、犬同士や人とのコミュニケーション力などの性格や噛み癖の有無などを把握してくれているので安心できます。

里親を受け入れる方法や里親サイト一覧


 

必要なものをそろえる

飼うまでに、最低限そろえておかなければいけないリストです。
必要最低限なので、本当はここに紹介していないものも必要な場合があります。

今は、通販でも多くの商品が手に入ります。
ペットショップで購入する場合でも、大手通販サイトなどのクチコミやレビューを判断材料にするのも妙案だと思います。

  • リンク先にはAmazonアソシエイトが適用されています。

 

近くにある動物病院を調べておく

都会と郊外では、動物病院の密度が違うので一概にはいえませんが、自宅から行ける動物病院が数件あった場合は、どこに通うかは決めておきましょう。
最近は、どの動物病院もほぼサイトを開設していますしクチコミ評価も見れます。

料金設定やクチコミ、ホテル利用が可能かなども考慮して、自身の生活環境に合いそうな病院を選びましょう。
最初に行ってみて、合わなかったら変更すれば良いだけなので、とりあえず決めておくで大丈夫です。

動物病院の選び方はとても重要です。


 

しつけや訓練方法などの予備知識

子犬を飼った体験談や失敗談など、サイトやブログなどを参考に柔軟に知識を頭に入れておくと良いでしょう。
結局は、育てながらでしか身につかないですし、頭でっかちも良くないと思うので、基礎的にやってはいけない行為やあげられたない食べ物などの基本的な部分だけで大丈夫だと思います。

また、家の中で飼うからしつけや訓練は必要ないという間違った知識をもった人がいますが、さんぽや訪問客などともトラブルになる場合があるので、基本的なしつけは必要です。

トラブルになる前に知っておくべき法律やマナーです。


 

さいごに一言

子犬の頃から飼うと、成犬になるまでの日々の成長が楽しくて仕方なくなります。
また、保護犬を引き取った場合は、穏やかな性格の犬が多いと聞きますし、しつけ教育や子犬の頃の大変さがないので、比較的ストレスなく飼育できる傾向にあります。

相当な覚悟がないと犬は飼うことはできませんが、飼ってしまえば良い意味でしょうがないと思えてきます。
難しそうなことを並べてみましたが、結局のところ犬が大好きなことと飼いたい強い意志があれば、きっと大丈夫だと私は思います。

パピー(1歳まで)の頃とシニア期(7歳以降)になると、動物病院のお世話になることも多いです。
なかには、とても高額になってしまう治療もあります。
そうなったときのためにそなえておくのがペット保険です。
とても小額で加入できるプランもあるので、飼い主さんと愛犬にあったプランをぜひ検討してみてください。

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