私が飼っていていまだに後悔している愛犬の体験談です。
飼い主のせいでずっと噛みつき癖の攻撃行動が直せなかった内容になります。
悪い見本のように参考にしてもらえたら幸いです。
両親が衝動買いでコーギーを買ってきた
かわいい犬がいたと、いきなりコーギーを買ってきた両親。
飼い方もわからないのに、ゲージやらペットフードなど犬用品も一式買ってきました。
わたしは戸惑いながらも、家にいる時はいつも愛犬と遊んでいたのです。
小さい頃はスリッパや物をくわえるくらいで、問題行動は起こりませんでした。
成犬になってから、ストレスなのか家の人に対して、噛み付く、ワンワン吠えるなどの問題行動起こったのです。
しかも、実際に怪我を負わせるということが発生しました。
その当事者がわたしです。
愛犬に指を噛みつかれ中指を骨折をしました。
しかし愛犬を可愛がっていた母は、なぜか犬の味方でわたしの味方にはなってくれませんでした。
もっとちゃんとしつけしていれば、こんなことは起きなかったと思うし、人間を怪我させる時点でわたしは家に置いてはいけないと思いました。
指をさすだけで歯をむき出しにして怒る愛犬の問題行動
わたしの家の犬は触るだけで怒ります。
その直接的原因はわからないのですが、別に強く触っているわけでもないし、優しく撫でているだけなのに、ウーッと唸り声を上げて怒るのです。
愛犬を一番世話していた母でさえ、お風呂場で体を洗ってあげるときに怒って顔面に食いついて、針で何針も縫う重症を負わせたことがあります。
とにかく常に怒っている感じでこっちからすると何をされるかわからない状況でした。
屋内で飼っていたので、外で遊ぶことが限られていたからかもしれません。
そんなわたしも、愛犬の口元を指差しただけなのに急に指を噛みつかれたことがありました。
レントゲンを撮ったら骨折していて、検査も兼ねて一日入院となりました。
ご飯を食べているときは、誰かに取られるんじゃないかという恐れか、少しでも近づくと唸って吠えます。
家族の誰もが噛みつかれていました。
ただ触るということもできません。
寝ているところを撫でようと思っただけでも、怒って噛み付いてきそうになります。
もうこれは他の所に預けたほうがいいと思ったのですが、母はそれを許しませんでした。
成犬から高齢犬になるまでずっと、噛みつき癖と唸り声を上げて怒るという行動はなくなりませんでした。
ご飯を食べる以外は口輪(マズル)をさせることになる
ペット訓練を受けさせるとか、指導して直してもらうのが一番有効だと感じましたが、母がお金がかかるというので一般的に売っている口輪(マズル)をさせることにしました。
当然噛み付く犬なので口を開けさせないという手段しかありませんでした。
ご飯を食べる時以外は、屋内でも口輪をしていました。
散歩のときに、他人に噛み付いて怪我を負わせては問題に当然なりますし、他人に怪我をさせたら慰謝料が発生するケースもありますから、そういった事も考えて口輪は必要です。
動物病院に行ったときなども、不安からか唸って噛みつきそうになります。
先生にも怪我はさせられないので、その時も口輪をしていました。
口輪は全く口が開けられなくなるので、怒っていても噛みつかれることはありません。
しかし根本的な解決にはならないのが残念なところです。
噛み付く癖はなくなっていないので、口輪をしていないときは、噛まれる危険性があります。
散歩は朝晩一日2回でしたが、10分ほどなので運動量が足りずストレスになっている可能性も否めません。
しかし、全くしていないというわけではないので、もともと犬の性格なのかもしれません。
動物病院の先生にも、ここまで凶暴な犬はあまり見たことがないと言われる始末です。
子犬時代からしつけをすることの大切さが身に染みる
わたしの愛犬は初めて飼った犬だったため、母も含めかわいがってはきましたが、肝心のしつけをキチッとしてきませんでした。
犬の口の中はとても汚く噛まれるだけはともかく、傷があると雑菌が入ってしまいます。
可愛いからと甘やかして育てるとこういった凶暴な犬になってしまう恐れがあります。
可愛いならなおさら、しつけはしましょう。
愛犬は死ぬまで飼うものです。
長い時間を共に過ごします。
家のルールや、これはやってはいけないというルールを小さい頃から、覚えさせないと成犬になってからでは覚えてくれません。
小さいときの甘噛みは噛まれても痛くはありませんが、大きくなってから噛まれると相当痛いですし、下手したら大きな怪我になりかねません。
今回の記事は、komaさんから頂きました。
貴重な体験談どうもありがとうございました。
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