犬の問題行動と解決策~トイレシートを引っ張り出して噛み破る癖との格闘

犬の飼い主さんの体験談 - 犬を飼う上で必要な知識 - しつけ関連
犬の問題行動と解決策~トイレシートを引っ張り出して噛み破る癖との格闘

犬の問題行動には、突然怒り出したり吠えたりする以外にも、癖のように習慣になってしまったものも存在します。

今回紹介するのは、トイレシートの中身を引っ張り出して食べてしまうという、一歩間違えたら命に関わりそうな問題行動です。
果たして飼い主さんは、どのようにこの厄介そうな癖を直したのかの体験談です。

フラットコーテッド・レトリーバーが我が家にやってきた

我が家で飼っていたワンちゃんの犬種はフラットコーテットレトリバーという犬種です。

この犬種はレトリバーの二大巨頭である、ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーの陰に隠れた存在ですが、それでも国内でこれら二種に次ぐ人気のレトリバーとなっています。

この犬種の特徴としては、やはりレトリバーということで賢いということ、また何歳になっても童心を忘れないような性格で、人が好きで好きでたまらないといった犬種です。

我が家でワンちゃんを飼うときに考えたのが、初心者でも飼いやすい性格の犬種であることと中型から大型の犬種がいいということでした。
そこで、多くの本やネット記事を参考に我が家ではフラットコーテットレトリバーを飼うことを決めました。

 

トイレシートで遊んでしまうフラットコーテット・レトリバー

トイレシートで遊んでしまうフラットコーテット・レトリバー

フラットコーテットレトリバーの最大の特徴といってもいい性格が遊び心満タンな性格ということです。
これはこの犬種の長所に間違いないのですがややもすると問題行動につながります。

我が家では室内飼いをしており、部屋に一畳ほどのケージを置いていました。
家を空にする時にはケージに入ってもらっていました。
ここでこの遊びたい心が牙をむきました。

この犬種は人が大好きで、かまって欲しいというのを前面に出すタイプの子なので、一人でケージに入れたのがストレスになってしまったのか、ケージの中に入れてあったトイレシートから吸水シートを引っ張り出して噛みちぎってしまったのです。

このワンちゃん用の吸水シートですが、いわゆる赤ちゃん用のおむつと同様で、給水ポリマーが入っていて、水を吸って膨張するタイプのものです。
これを引き出し、びりびりに破いて、一部は食べてしまっていたようです。

すると家に帰ってくると、ケージ内はボロボロの紙と給水ポリマーの粉が当たりのばらまかれた状態となっています。
更にこれを食べてしまったとなると、ことによってはワンちゃんの命に関わってきます。

家からみんながいなくなるという状況をなくすことはできないため、この悪癖を治すことに取り組みました。

 

この手があったのか?目からウロコの解決策

まず初めに取り組んだことが、トイレシートの大きさを変えるというものでした。
先ほど書いた通り、わんこのケージサイズは一畳ほどで、最初はそこに50センチ×80センチほどのトイレシートを入れていました。

わんこがトイレシートを取り出す方法としては、吸水シートを抑えている上蓋を外して引っ張り出すものでした。
そこでまず、ケージサイズとほぼ同じサイズのトイレシートを購入し、使用してみました。
これは、前面をトイレシートにすることで、常にわんこ自身が吸水シートの抑え蓋に乗る状態になるため、自分が重しとなって引っ張り出せないだろうということを狙ったものです。

しかし、わんこの方が上手で、またもや引っ張り出されてしまいました。次に上蓋と下蓋を大きなクリップで止めてしまうといす作戦を試みました。
これはしばらく効果がありましたが、やはりレトリバー。
学習能力が上手でした。
一週間ほどで、クリップを自分で外し、またもトイレシートを引っ張り出してしまったのです。

そこで、家族で会議を開き、「まず何としてもトイレシートを食べてしまうことは防がなくてはならない。」という点を再確認しました。
そこで母から、「もう、トイレシート入れるのやめたら?」という案が出ました。
この案は目から鱗でした。
そこで、外出時にはトイレに行かせ、トイレシートを出してケージでお留守番という変化球案を採用し、トイレシートは一切使わなくなりました。

 

誤飲・誤食は命に関わる大変な問題

誤飲は命に関わる大変な問題

やはり、なんといっても命が一番ということです。
今回はトイレシートを食べてしまうということでしたが、ワンちゃんの誤飲は多岐にわたります。

かかりつけの動物病院の先生に伺ったところによると、磁石を複数飲み込んでしまい、それが胃壁を挟んでくっついてしまい、腸に穴が開いて緊急手術になったという事例を聞きました。
ワンちゃんの遊び心は時にその子の命に関わるため、不用意にものを周りにおかないということが必要となります。

今回は、トイレシートを入れてあげなければという私の固まった考え方をあえて捨てて、そもそも入れないという方法で解決を図りました。
少なくともうちのわんこはおしっこを我慢するような性格ではなかったので、トイレシートを入れておくというのは、ある意味トイレを失敗した時の飼い主の掃除のしやすさを図るエゴとも言えます。
ワンちゃんファーストで問題行動に向かってみるということも必要かもしれません。

 

さいごに一言

サークルやゲージに入れて留守番させるときには、大抵トイレシートも一緒にいれておきます。
子犬のころなどは、トイレシートを誤食する事故が多いです。
留守番前に長めの散歩や遊びなどでのストレス発散や、トレーに網状のカバーを付けるなどの対策をします。

さすがに、トイレシートを取り払うというアイディアは思いつきませんでした(笑)

ちなみに、吸収ポリマー自体には毒性はなく、誤食しても大丈夫なように流動性も高く作られています。
ですから、食べて腸閉塞になる危険性も少ないです。
但し、ビニールも同時に誤食してしまうと、最悪の場合は外科手術が必要になってしまうこともあります。

今回の記事は、大阪在住のYさんから頂いた貴重な体験談です。
どうもありがとうございました。

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