
血統犬種のチワワとパグの組み合わせから生まれたミックス犬のことを、一般にチワパグといわれています。
当ブログが独自に算出したミックス犬ランキングでも28位にランクされています。
世界一小さい犬種のチワワと短頭種のパグ、まったく違う犬種同士ですが、チワワとパグの親から生まれた子は、どういった犬になるのでしょうか?
気になる容姿や大きさ、毛質や色合い、平均寿命や相場価格などをまとめました。
また、後半では、チワパグの飼い主さんによる、インスタ映えする画像や動画を紹介します。
チワパグとはチワワとパグのミックス犬

チワパグとは、その名のとおり『チワワ』と『パグ』の親から生まれた子供です。
一部では、パグチーとよばれることもあります。
チワワもパグも、第9グループの愛玩犬に属します。
チワパグは、純粋犬種ではないので雑種になってしまいますが、両親が純粋犬種なので、ミックス犬のほかにはハーフ犬とも呼ばれています。
純血種同士を掛け合わせた犬のため、ほかには「F1雑種」や「クロスブリード」、「雑種第一代」などともよばれています。
チワパグの容姿や大きさ
華奢な体型のチワワとがっちりとした体型のパグというまったく間逆の体型同士です。
これは、どっちに似るのか、はたまた中間に落ち着くのかは、その固体次第で大きな違いがあります。
また顔は、まず耳の形がチワワは立ち耳でパグはボタン耳という立ち耳が途中で折れた形の耳です。
どちらの親の耳を引き継ぐかによって顔の雰囲気は随分と違ってきます。
鼻の頭から尻尾まで全体的には、パーツパーツでどちらか寄りになる印象です。
チワパグの体重は、概ね親の大きさを引き継ぎます。
チワワの体重は2.5kg前後で、パグは7kg前後です。
その間のどこかで落ち着くので、チワパグの成犬になったときの大きさは、平均すると5kgほどになるかと思います。
チワパグの性格
両犬ともに、見た目によらず陽気で活発な性格ですが、どちらかというとビビりで甘えたがりな性格が多いので最初のしつけは大事だと思います。
パグは意外と頑固なところがあります。
また、チワワに多い怖がって吠える、無駄吠えが引き継ぐ場合も多いようです。
チワパグの毛質や色合いや抜け毛
チワワは、スムースとロングコートがあり、パグはスムースの毛質です。
また、一応チワワはダブルコートで、パグは、ブラックだけシングルコートです。
チワパグにも親の毛質によっては換毛期に、若干の生え変わりがあり抜け毛も増えます。
また、色合いは、チワワは、ホワイト系からピュアレッド、ブラック系までさまざまです。
パグのほうは、フォーン、シルバー、アプリコット、ブラックの4種が存在します。
成犬時にどんな色になるかは親のどの部分を引き継ぐかによって色合いは変わってきます。
犬の毛には、ダブルコート(二重毛)とシングルコート(単毛)があります。
元々野生のイヌ科の毛は、ダブルコートといって、オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の二重構造になっていて、春と秋に抜け変わります。この抜け替わる時期を換毛期といいます。
換毛期にはアンダーコート(下毛)が多く抜けてしまいます。
秋に生える毛は、防寒の役割も果たしていますので、冬にも比較的強いです。
一方、ングルコートの犬種は、室内での飼い勝手がよくなるように人間が作り出したものです。
シシングルコートは、アンダーコート(下毛)が少なくないので、換毛期もなく抜け毛も少ないです。
抜け替わらずずっと伸び続ける犬種が多いです。
チワパグのかかりやすい病気や平均的な寿命は?

チワワがかかりやすい病気
- 呼吸器系疾患
軟口蓋過長症、呼吸虚脱(苦しそうな咳) - 神経系疾患
発育障害(水頭症) - 感覚系疾患
睫毛乱生(逆まつげ)、急性角膜水晶萎縮(目)、原発性虹彩萎縮(目)、パターン脱毛(耳周辺)、増殖性血栓性壊死(耳の壊死)
パグがかかりやすい病気
- 脳疾患
壊死性髄膜脳炎(パグ脳炎) - 呼吸器系疾患
軟口蓋過長症、鼻腔狹窄 - 神経系疾患
水頭症 - 皮膚系疾患
外耳炎、皮膚感染症
チワワ、パグともに比較的長生きする犬種ですが、遺伝的や後天性にかかりやすい病気もあります。
平均寿命は、チワワで14歳から16歳、パグで12歳から14歳といわれています。
ミックス犬は雑種強制により、親よりも5%ほど長生きするいう研究結果もあります。
チワワもパグも犬種でなりやすい病気があります。
どちらかの病気を引き継ぐこともありますので犬種による病気の特徴を覚えておきましょう。
チワパグの購入方法や価格相場、里親は?
どちらもメジャーな犬種ですが、組み合わせたミックス犬となるとなかなかお目にかかれません。
ミックス犬を多く扱っているペットショップでたまに見かける程度です。
ブリーダー直販サイトを常にチェックするか、お近くのペットショップにて相談してみるのが近道です。
一応、過去の価格相場は、10万円から20万円といったところです。
また、多頭飼いなどで偶然生まれた場合は、ジモティーや里親募集サイトなどで里親を募集していることもあります。
チワパグのインスタ映えする画像
お布団があったかい#チワパグ pic.twitter.com/gYSDBjAzR6
— ねね (@sAsP4qe0mSRDXwl) 2018年12月2日
可愛いなぁ。
たまらんなぁ。#チワパグ#犬好き#猫好き pic.twitter.com/NKTTMsaF5H
— かぉ (@monaluupa) 2018年8月16日
おさんぽだいすき〜〜🐶❣️@jalannet pic.twitter.com/j94aRedBmZ
— ちーくん@チワパグ (@cheese_katsuo) 2018年3月28日
まるで待て!をされている愛犬(ねねちゃん)のように……
#LINEポイント貯めてるなう#待て犬#ちわぱぐ #一眼レフ#チワパグ#チワワ #パグ #くろぱぐ #パグチハ pic.twitter.com/GciVgBeZvF— syo3635 (@yakinikusyo) 2019年2月23日
お盆休み中実家に帰ったのですが、ジャガイモ先生は相変わらずでした。
ベロがはみでてますよー。 pic.twitter.com/lahfNinPuJ— ペット大好き (@houndcoms) 2018年8月16日
チワパグのインスタ映えする動画
実家のチワパグ。
何が起きたかわからない時はいつも首傾げるの。人間みたいでかわわ💓 pic.twitter.com/dCdNCyBBBL— み。 (@MizushimaNana) 2018年8月25日
さいごに一言
比較的パグ寄りの顔つきや体型が多いようですが個性的で表情豊かな犬が多いですね。
小型の短頭種の顔が好きな人には堪らないのかもしれません。
パグは見た目によらず運動が大好きです。
どちらに似ても太りやすい体質だと思うので毎日の散歩は必須ですね。
また、どちらの犬種も、寒さや暑さにそれほど強くありませんので注意が必要です。
当ブログは、ミックス犬の繁殖や購入を推奨するものではありません。
飼い主さんによる暮らしぶりや成犬になるまでの成長過程など、血統犬種とはまた違った、珍しい姿や可愛らしさを紹介するものです。