チワズー又はチワシーズーは、チワワとシーズーから生まれたミックス犬です。
日本では、昔から馴染みのある犬種同士の組み合わせなので人気があります。
短頭種で特徴のある両犬同士の子供はどんな容姿になるのでしょうか？
チワズーの性格や見た目や寿命、かかりやすい病気や購入する場合の値段などをまとめています。
また、チワズーの飼い主さんによるインスタ映えする画像や動画なども紹介してるので成犬の姿が参考になるはずです。
「シワズーって気になるけどどんな犬？」そう思っている人はぜひご覧ください。
当ブログの独自選出した「ミックス犬インスタ人気ランキング」でも、常に上位ランクしています。
チワズー＆チワシーズーはチワワとシーズーのミックス犬
チワズーとは、その名のとおりチワワとシーズーの親から生まれた子供です。
同じぐらいの割合で、チワシーズーとも呼ばれています。
また、シーチワやチーズーと呼ぶこともあるようです。
両方の犬とも、第9グループに属します。
チワズーは、純粋犬種ではないので雑種になってしまいますが、両親が純粋犬種なので、ミックス犬やハーフ犬とも呼ばれています。
純血種同士を掛け合わせた犬のため、正式な呼び方は「F1雑種」や「クロスブリード」といわれています。
チワズー＆チワシーズーの見た目の特徴や大きさは？
チワワの特徴であるアップルヘッドと大きな立った耳と目と、垂れ耳で潰れた鼻が特徴のシーズー、どちらの親に似るかで雰囲気はまったく違ってきます。
短頭種の顔のつぶれた雰囲気は似ているのでどちら似になっても違和感はなさそうです。
だだし、耳の形がもっとも違うところですので、立ち耳になるか垂れ耳になるかは大きな違いです。
チワズーの大きさは、超小型犬のチワワの体重は大きくても3kg、シーズーの大きさは大きいと5kg以上あります。
ミックス犬の場合は、それ以上にもそれ以下にもなりにくいので、成犬時に3kg～5kgほどになると思われます。
チワズー＆チワシーズーの性格やしつけやすさは？
比較的神経質で頑固なチワワと穏やかな性格のシーズーのどちらに似るかによって違いますが、両方の良いとこ取りな子供が多いようです。
両犬ともに愛玩犬として長い歴史があるので、飼い主さんには忠実で手がかからず飼いやすいです。
チワズー＆チワシーズーの毛質や色合い、抜け毛や体臭は？
親のチワワがロングかスムースによって毛質はさまざまです。
シーズーの影響で伸びは早く、色合いは白っぽい柄が多い傾向がありますが色も柄もさまざまです。
| チワワ | ダブルコート |
| シーズー | ダブルコート |
チワワもシーズーも抜け毛が多いダブルコートです。
しかもシーズーは、割と硬めの毛で量も多いので、春と秋の換毛期には抜け毛が多くなります。
毎日のブラッシングは必須です。
チワワも個体差によりますが体臭はあります。
また、体臭はシーズーは比較的体臭がある犬種なので日ごろの手入れは必要です。
特に、垂れ耳なのでジメジメした季節には耳の掃除は必要になってきます。
犬の毛には、ダブルコート（二重毛）とシングルコート（単毛）があります。
元々野生のイヌ科の毛は、ダブルコートといって、オーバーコート（上毛）とアンダーコート（下毛）の二重構造になっていて、春と秋に抜け変わります。この抜け替わる時期を換毛期といいます。換毛期にはアンダーコート（下毛）が多く抜けてしまいます。
秋に生える毛は、防寒の役割も果たしていますので、冬にも比較的強いです。一方、ングルコートの犬種は、室内での飼い勝手がよくなるように人間が作り出したものです。
一方のシシングルコートは、アンダーコート（下毛）が少なくないので、換毛期もなく抜け毛も少ないです。
抜け替わらずずっと伸び続ける犬種が多いです。
チワズー＆チワシーズーのかかりやすい病気や平均寿命は？
ミックス犬の場合は、両方の親犬のなりやすい病気を把握することが大事です。
但し、病気や寿命は個体差や育つ生活環境が大きいです。
普段からストレスフリーの生活をさせていると、当然ながら長生きします。
チワズーの平均的な病気を知るには、親犬のチワワとシーズーがかかりやすい病気を知ることが近道です。
犬種のなりやすい病気は、いろいろなところに統計がありますし、【犬種名 なりやすい病気】などでネットで簡単に検索も可能です。
ここでは、アニコム損保さんの「家庭どうぶつ白書」を参考にしました。
※アニコムのペット保険を使った犬種の病名が掲載されています。
チワワがかかりやすい代表的な病気
- 呼吸器系疾患
軟口蓋過長症、呼吸虚脱（苦しそうな咳） - 神経系疾患
発育障害（水頭症） - 感覚系疾患
睫毛乱生（逆まつげ）、急性角膜水晶萎縮（目）、原発性虹彩萎縮（目）、パターン脱毛（耳周辺）、増殖性血栓性壊死（耳の壊死）
シーズーがかかりやすい代表的な病気
- 造血器系疾患
免疫介在性溶血性貧血、血小板減少症 - 呼吸器系疾患
軟口蓋過長症、短頭種気道閉塞症候群 - 泌尿器系疾患
腎異形成（腎臓が小さいまま発育しない）、家族性腎疾患（家系による）、シュウ酸カルシウム結石 - 感覚系疾患
流涙症（涙やけ）、色素性角膜炎、緑内障 - 皮膚疾患
表皮膿腫
チワワ、シーズーともに比較的長生きする犬種ですが、先天性や後天性にかかりやすい病気もあります。
チワワもシーズーも長くて16歳以上の寿命があります。
ミックス犬は、親よりも5%ほど長く生きられるとの研究結果もありますので、全うすると16歳+αになるかもしれません。
但し、この平均寿命は、ただの机上の空論です。
もっと長生きする犬も沢山いるので全く気にする必要はありません。
チワワは寒さに弱く、シーズーは暑さに弱いので、季節の変わり目や寒暖差のは注意が必要です。
どちらかの病気を引き継ぐこともありますので犬種による病気の特徴を覚えておきましょう。
こちらの記事では、もっと詳しく犬種別に病気について紹介しています。
チワズー＆チワシーズーの子犬の相場価格や里親になる方法
どちらもメジャーな犬種同士なので、ペットショップやホームセンターでも販売していることがあります。
ペットショップなどでの販売価格は8万円から25万円と固体により大きな開きがあります。
小さいほど価格が高い印象です。
また、直接ブリーダーからの購入も可能ですが、出品数も少ないので常にブリーダー直販サイトなどでのチェックが必要です。
チワズーは里親として探せる？
ペットショップなどでチワズーを探している方は、里親を検討してみてはいかがでしょうか？
里親でもいろいろな形で募集しています。
例えば、家庭の事情で飼えなくなっただけでなく、チワワとシーズーなと多頭飼いしていて偶然生まれるとかのパターンで里親を募集していたり様々です。
タイミング次第ですが、里親募集サイトや掲示板などで、たまたま生まれたチワズーの子供の里親を募集している場合もあるのです。
チワズー＆チワシーズーの画像や動画
チワズーの画像や動画を主に飼い主さんのSNSから集めました。
成長過程によっても、カットによっても見た目や顔つきが随分と違ってきます。
気に入った画像や動画はクリックしてみてはいかがでしょうか？
飼い主さんのSNSを覗いてみると、より沢山の画像や動画が見られるはずです。
様々な見た目や表情のチワズーをお楽しみください。
かわちぃ… pic.twitter.com/1m6a0pB7Wi
— えっちゃん (@BokuEsteban) July 28, 2023
うららちゃんご帰還❤️
— シホザベス💙💛 (@shihokotoace) July 28, 2023
ボサボサから色白娘になりました😍
はあ可愛い✨✨#チワシーズー#チワシー#チワズー#ワンワンショップパルコ pic.twitter.com/NvDwAtsTuX
顎を撫でろと甘え中#チワズー#チワシー pic.twitter.com/y31UShbuvx
— ゆず(チワワ×シーズー)② (@yuzu__remon_2) November 9, 2022
ぬいぐるみなんか？ pic.twitter.com/vKhQDh4Znn
— あるるん🐶チワシーズー (@arurun0330) July 14, 2023
しゃもじ犬#いぬのいる暮らし #犬好きさんと繋がりたい#チワズー pic.twitter.com/RChoa57gPe
— だいず (@Dz_beans) February 16, 2023
本日 5/7
— チワシーズーぢげん (@zigenchannel05) May 7, 2023
ぢげん 11歳の誕生日🎂🐶
大きな怪我や病気なく11歳を迎えてくれてなによりです😊#チワシーズーぢげん #誕生日 #犬好き #ハッピーバースデー pic.twitter.com/oA1Tip112h
さいこに
チワズーの説明は以上になります。
全体的には、鼻（マズル）が少し長いシーズー似って感じの犬が多いですね。
いい意味でですが、不細工顔が特徴のシーズーの目鼻立ちをはっきりとした感じでしょうか？
なかには、チワワ特有のアップルヘッドの雰囲気が強い犬もいます。
しかし子犬の場合は、成犬になるまで、どういった容姿になるかの判断は難しいです。
子犬のころは、「シーズー」にそっくりでも成犬になるにつれれ「チワワ」の雰囲気が強くでることはよくあることです。
それもミックス犬を飼っている楽しみのひとつかもしれませんね。
こちらの記事では、珍しい掛け合わせのミックス犬を紹介しています。
ミックス犬に関しては、いろいろな意見があると思います。
当ブログは、ミックス犬の繁殖や購入を推奨するものではありません。
飼い主さんによる暮らしぶりや成犬になるまでの成長過程など、血統犬種とはまた違った、珍しい姿や可愛らしさを紹介するものです。
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