
マルチーズとヨークシャーテリアという、比較的よくにた犬同士のミックス犬。
ヨークシャーテリアは、ヨーキーという愛称もあるので、主に『マルキー』や『マルーキー』とよばれています。
当ブログのミックス犬人気ランキングでも14位にランクされている人気ミックス犬です。
そんなマルーキーの性格や容姿、なりやすい病気や寿命、相場価格などをまとめました。
また、後半は、マルキーの飼い主さんの成長記録やインスタ映えする画像や動画などを紹介します。
マルーキーとはマルチーズとヨークシャーテリアのミックス犬
マルーキーとは、その名のとおり『マルチーズ』と『ヨークシャーテリア』の親から生まれた子供です。
犬種のグループは、マルチーズが、第9グループの愛玩犬で、ヨーキー(ヨークシャーテリア)は、第3グループのテリア系に属しますが、両犬ともに古くから愛玩犬としての歴史は長いです。
また、マルーキーは、純粋犬種ではないので雑種になってしまいますが、両親が純粋犬種なので、『ミックス犬』のほかに『ハーフ犬』とも呼ばれています。
純血種同士を掛け合わせた犬のため、ほかの呼び方は「F1雑種」や「クロスブリード」「雑種第一代」ともいわれています。
マルーキーの見た目の容姿や大きさ
もともとヨーキーには、マルチーズの血が入っているので、極端な個体差はないと思われます。
紀元前から長い間愛玩犬として愛されているマルチーズと愛らしい外見から「動く宝石」という異名をもつヨーキーという組み合わせなので可愛くないはずはありません。
耳は、垂れ耳のマルチーズと立ち耳のヨーキーのどちらに似るかによって見た目は変わります。
マルチーズは2.5~3kgほど、ヨーキーは2.5kgほどです。
ほとんどが親よりも大きくなることはないので、マルーキーの成犬になったときの大きさも、比較的小さく3キロ未満がほとんどです。
マルーキーの性格
素直な性格のマルチーズと、ヨーキーの活発でフレンドリーな親をもつ子供です。
両方の犬ともに、わりと穏やかな性格で、家庭犬として可愛がられている歴史が長いので、好奇心旺盛な性格で比較的穏やかです。
頭が良いので賢くてしつけやくすいです。
ただし、テリア気質が多いと気性の荒い場合もあります。
マルーキーの毛質や色合い、抜け毛の有無は?
マルチーズ、ヨーキーともに、シングルコートです。
換毛期になっても気にするほどの抜け毛はありません。
真っ白で真っ直ぐ伸びるマルチーズと、ヨーキーカラーというべき色合いが特徴です。
色合いは、ヨーキーに似ている場合が圧倒的に多い傾向。
大人になるにつれダーク・スチール・ブルー&タンの特徴ある2色に近づくようです。
両方の犬ともに柔らかく軽い巻き毛が特徴です。
犬の毛には、ダブルコート(二重毛)とシングルコート(単毛)があります。
元々野生のイヌ科の毛は、ダブルコートといって、オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の二重構造になっていて、春と秋に抜け変わります。この抜け替わる時期を換毛期といいます。
換毛期にはアンダーコート(下毛)が多く抜けてしまいます。
秋に生える毛は、防寒の役割も果たしていますので、冬にも比較的強いです。
一方、ングルコートの犬種は、室内での飼い勝手がよくなるように人間が作り出したものです。
シシングルコートは、アンダーコート(下毛)が少なくないので、換毛期もなく抜け毛も少ないです。
抜け替わらずずっと伸び続ける犬種が多いです。
マルーキーのかかりやすい病気や平均的な寿命

マルチーズがかかりやすい病気
- 循環器系疾患
僧帽弁閉鎖不全症(心臓疾患) - 造血器系疾患
免疫介在性溶血性貧血、血小板減少症 - 感覚系疾患
流涙症(涙やけ) - 内分泌系疾患
甲状腺腫瘍
ヨーキーがかかりやすい病気
- 呼吸器系疾患
軟口蓋過長症/気管虚脱 - 泌尿器系疾患
シュウ酸カルシウム/シスチン結石 - 消化器系疾患
門脈体循環短絡症(門脈シャント) - 神経系疾患
発育障害(水頭症) - 感覚器系疾患
水晶体脱臼、網膜形成不全
マルチーズ、ヨークシャーテリアともに平均的な寿命は14歳から15歳とされています。
ミックス犬の場合は親よりも5%永く生きるという研究結果もあります。
固体差はありますが、平均寿命は、概ね15歳前後になると思います。
マルチーズ、ヨークシャーテリアともに比較的長生きする犬種ですが、先天性や後天性にかかりやすい病気もあります。
どちらかの病気を引き継ぐこともありますので犬種による病気の特徴を覚えておきましょう。
マルーキーの購入方法や相場価格、ブリーダーや里親は?
マルもヨーキーも共に人気犬種同士の組み合わせです。
タイミングにもよりますが、ペットショップやペットを扱っているホームセンターなどでは比較的多く見かけます。
よく似た犬種同士で、比較的相性も良いのでブリーダー直販サイトでもわりと扱っています。
相場価格は、大きさや色合い、見た目の可愛らしさなどでかわります。
15万円から35万円と幅は広いですが、固体によってはもっと大きく上下します。
また、多頭飼いなどで偶然生まれたりして、里親を募集していることがあります。
タイミング次第ですが、興味があれば、動物病院のホームページや里親募集サイト、ジモティーなどの掲示板をマメにチェックするなどしてください。
マルーキーの画像
きちんとお座りして
撮れました😊『ん?』って表情ですが…笑 pic.twitter.com/xBVVC9IuVS
— umioto (@7sea10sound963) 2018年8月7日
救急車の音に反応して遠吠えしちゃうこたけさん💓
初めてこたけの遠吠え聞いたけど
可愛すぎる遠吠えでした😍 pic.twitter.com/BRTi2Z1Lup— みい (@gX88yI4ZQyafZCU) 2019年1月8日
うちのワンコ*ルイ♂3才
マルーキー(ヨークシャテリア×マルチーズ) pic.twitter.com/hWIRrSE1E5— ノリ_5570 (@nori_48_nori) 2018年7月20日
娘とこの🐶
今日初めてカットしたと
写真が送ってきた‼️
めっちゃ可愛くなった😆💕
左カット前 右カット後
違う犬見たい😅#マルーキー#子犬#可愛くなった pic.twitter.com/JoeRItWVog— はっちゃん (@hatchan_5star) 2019年1月29日
マルーキーの動画
さいごに一言
ヨーキーの先祖がマルチーズの血を受け継いでいるだけあって違和感がないですね。
毛色と耳が寝ているか立っていくかで顔の雰囲気の違いがあるくらいですかね。
大人になるにつれ、ヨーキは7回色が変わるとも言われてますので、真っ白の子以外は、大人になるにつれてその変化も楽しみだと思います。
※ミックス犬に関しては、いろいろな意見があると思います。
当ブログは、ミックス犬の繁殖や購入を推奨するものではありません。
飼い主さんによる暮らしぶりや成犬になるまでの成長過程など、血統犬種とはまた違った、珍しい姿や可愛らしさを紹介するものです。