
人気犬種同士のシーズーとトイプードルの組み合わせで生まれたミックス犬、名称は『シープー』といわれています。
当ブログの独自ミックス犬ランキングでも、シープーは13位にランクされている人気犬です。
シープーは、成犬になるとどんな見た目や大きさにになるのか、注意したい病気や寿命、相場価格などをまとめました。
また、後半には、シープーを飼っている人の、成長記録やインスタ映えする画像や動画などを紹介します。
シープーとはシーズーとトイプードルのミックス犬
シープーとは、その名のとおり『シー・ズー』と『トイ・プードル』の親から生まれた子供です。
両方の犬ともに、第9グループの愛玩犬に属します。
シープーは、純粋犬種ではないので雑種になってしまいますが、両親が純粋犬種なので、ミックス犬の他にもハーフ犬とも呼ばれています。
純血種同士を掛け合わせた犬のため、ほかの呼び方は「F1雑種」や「クロスブリード」「雑種第一世代」ともいわれています。
シープーを知るためのシーズーの豆知識

シーズーは、現在も存在しているチベットの愛玩犬ラサ・アプソと中国原産のペキニーズの交配によって生まれた犬種です。
歴史的には19世紀の話ですから古い純血種といえます。
古くからチベットや中国の神仏の守り神とされ、大事に扱われていた歴史があります。
日本には、昭和38年(1963年)頃に初めて持ち込まれたとされています。
鼻べちゃで愛くるしい表情で親しまれていて、日本でも古くから人気の犬種です。
性格は、愛玩犬として穏やかで人にも犬にも友好的で比較的しつけやすいです。
ガッチリした骨太の骨格と体型なので太りやすいです。
日々の適度な運動は欠かせません。
被毛は直毛のダブルコートです。
抜け毛は少ないとされていますが、春と秋の換毛期にはブラッシングを多めにするなどの手入れが必要です。
鼻ペチャ犬(短頭種)は、構造上暑さに非常に弱いです。
特に最近の猛暑は、しっかりとしたケアが必要です。
長生きする犬種ですが、高齢になると、皮膚病や白内障になりやすいです。
早めの対処が必要なので、定期健診が一番の予防になります。
シープーを知るためのトイプードルの豆知識

トイプードルは、日本では『トイプー』という呼び名が定着している人気犬種です。
頭もよくしつけやすく、ホワイトからアプリコットやシルバー、ブラックまで毛色も豊富な種類があり、さまざまなランキングで常に最上位に登場します。
恐らく、ミックス犬の割合も一番多い犬種と思われます。
容姿の可愛らしさはもちろんですが、純血種のなかでもニオイが少なく、シングルコートで抜け毛も気にならず、性格も素直なのでしつけやすいことが人気の理由だと思います。
運動が大好きで比較的長生きする犬種ですが、元気がありすぎて骨折する割合が多い犬種のひとつです。
若い年齢でも皮膚病にかかりやすく、垂れ耳なので外耳炎などには特に注意が必要です。
シープーの容姿や大きさ
優雅な雰囲気を醸し出しているシーズーと、元気いっぱいでさまざまなカットスタイルを楽しめるトイプー。
どちらの親に似るかというよりは、パーツによってどちらかの親に似る傾向が強いようです。
大きな目が特徴のシーズーとプードルの組み合わせは、見た目も色も体型もさまざまです。
シープーの大きさは、5kg前後が多いようですが、こちらも親の大きさ次第です。
シープーの性格
両方の犬ともに、人懐っこく活発で陽気な性格なので、しつけも比較的容易です。
どちらの犬も愛玩犬として長い歴史があるので、人に対してはとてもフレンドリーです。
どちらかというと、穏やかな性格のシーズーよりも、トイプーの陽気さのほうを受け継ぐ傾向が多いようです。
シープーの毛質や色合い、抜け毛の有無は?
シーズーの毛は、ロングのダブルコートです。特にアンダーコート(下毛)が柔らかく密集して生えているので抜け毛は比較的少ない犬種です。
プードルのほうは、シングルコートで抜け毛がとても少ないです。
どちらに似てもそれほど抜け毛は多くありませんが、日本の気候では蒸れやすい体質なので皮膚の病気には注意が必要です。
色合いは、トイプードルの親次第で白系から黒系までさまざまなです。毛質もどちらかというとプードル寄りでカールしている部分が多いようですし、まめな手入れが必要です。
犬の毛には、ダブルコート(二重毛)とシングルコート(単毛)があります。
元々野生のイヌ科の毛は、ダブルコートといって、オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の二重構造になっていて、春と秋に抜け変わります。この抜け替わる時期を換毛期といいます。
換毛期にはアンダーコート(下毛)が多く抜けてしまいます。
秋に生える毛は、防寒の役割も果たしていますので、冬にも比較的強いです。
一方、ングルコートの犬種は、室内での飼い勝手がよくなるように人間が作り出したものです。
シシングルコートは、アンダーコート(下毛)が少なくないので、換毛期もなく抜け毛も少ないです。
抜け替わらずずっと伸び続ける犬種が多いです。
シープーのかかりやすい病気や平均的な寿命

シーズーがかかりやすい病気
- 造血器系疾患
免疫介在性溶血性貧血、血小板減少症 - 呼吸器系疾患
軟口蓋過長症、短頭種気道閉塞症候群 - 泌尿器系疾患
腎異形成(腎臓が小さいまま発育しない)、家族性腎疾患(家系による)、シュウ酸カルシウム結石 - 感覚系疾患
流涙症(涙やけ)、色素性角膜炎、緑内障 - 皮膚疾患
┗表皮膿腫 - 造血器系疾患
免疫介在性溶血性貧血、血小板減少症 - 神経系疾患
椎間板ヘルニア、ナルコレプシー(居眠り病) - 感覚系疾患
流涙症(涙やけ)、白内障、水品体脱臼(水晶体に位置がずれる) - 運動器系疾患
大腿骨頭壊死症(レッグペルテス病)
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プードルがかかりやすい病気
シーズーもトイプードルも14歳から15歳ほどの平均寿命です。
ミックス犬の寿命は親の平均寿命より5%ほど伸びるという研究結果があります。
ですから、シープーの平均的な寿命は15歳ほどになると思います。
(あくまで計算上の話です。)
シーズー、トイプードルともに比較的長生きする犬種ですが、先天性や後天性にかかりやすい病気もあります。
どちらかの病気を引き継ぐこともありますので犬種による病気の特徴を覚えておきましょう。
シープーの購入方法や相場価格、ブリーダーや里親は?
メジャーな犬同士の組み合わせですから、ペットショップやペットを扱うホームセンターでも比較的よく見かけます。
また、ブリーダー直販サイトなどでも割とよく販売しています。
相場価格は、見た目や大きさなどによって左右しますが、10万円から30万円ほどで販売されています。
もちろん、固体によってはそれ以上も以下の犬も存在します。
また、多頭飼いなどでシープーが偶然生まれて里親を探していることもあります。
タイミング次第ですが、里親募集サイトやジモティーなどで里親を探してみるのもありかと思います。
シープーのインスタ映えする画像
この顔でなぜか #東海林のり子 さんを思い出したあたし(笑)#ふわもこ部 #保護犬 #犬好きさんと繋がりたい #いぬすたぐらむ pic.twitter.com/SFaimU5eN0
— Bini (@mikabeancookie) 2019年2月22日
お迎え待ち。 pic.twitter.com/vRxMEwoNLm
— とんこ (@Tomi3331019) 2018年3月16日
ボーダーな今日の僕 #しっぽ会 #わんわんパトロール隊 #シープー pic.twitter.com/UHeu6DqkM5
— hitomi (@tookun8848) November 13, 2019
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サークルの中に居ると
外に居るしるび-.が
「出して!出して!」(笑)(*´ Д`) 「外に居るでしょう!」
母ちゃんカットで少々ガタガタ...
.#犬のいる生活 pic.twitter.com/OK1W2Y0Fur— にゃん太☆ (@V3vX3x) 2019年2月11日
祖母「ちぃ、どうしたの」
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— ちぃ (@ponponchii1203) 2017年10月1日
げんちゃん真っ赤なダウンが似合う #ミックス犬 #シープー pic.twitter.com/qJynfTqvtO
— hitomi (@tookun8848) 2019年2月3日
シープーのインスタ映えする動画
2016/08/08(月)
お芋下さいっ!
(´ω`*)
#しるび-. #シープー pic.twitter.com/KeOmiKJnUp— にゃん太☆ (@V3vX3x) 2016年8月8日
暑いから父ちゃんと水浴び☀️モジャモジャの和丸も速乾!お水も美味しい様子ー。 pic.twitter.com/pAjV3Z7gmX
— HAKUー!! (@karimeroranger) 2017年7月16日
我が家に家族が増えた。
ラブちゃん 女の子
シープー(シーズーとトイプードルのハーフ) pic.twitter.com/wmkgAfV7QI
— ヤスオ汗(Yasuocan) (@tackey8161) 2018年9月9日
さいごに一言
上で紹介したシープーは、目がクリクリで愛嬌のあるタイプが多いイメージです。
映像では、体つきはシーズー寄りが多く毛がもっさりとしている印象ですが、冬に撮ったのが多いのでサマーカットになるとまた違った感じになりそうです。
両方の犬種ともに独特の雰囲気があります。
それを引き継いでいるのか、どの犬も本当に個性的で、血統犬種にはない雰囲気があって面白いですよね。
ミックス犬のメリット・デメリットや問題点などをまとめてあります。
当ブログは、ミックス犬の繁殖や購入を推奨するものではありません。
飼い主さんによる暮らしぶりや成犬になるまでの成長過程など、血統犬種とはまた違った、珍しい姿や可愛らしさを紹介するものです。